「両手が使える」をウリにしているだけあって、逆に手元のスタートストップボタンは付いていないんですよ。安めミシンはフットコントローラーが別売りのことが多いのに、その点はお得。


模様の種類が少ないこともあって、ひとつひとつを深堀りしていきます。


今日はまつり縫いステッチ


まあミシンのまつり縫いって滅多に使いませんよね。

まつり縫いするために生地を天地返しするのがややこしく感じて、それなら手でまつっちゃったほうが速いと思うし、出来上がりも糸丸見えで、既製服のスクイーズミシンのまつり縫いとは天と地の出来映え。


そういえば最近はスカートの裾などをスクイーズミシンでまつっている既製服を見なくなったと思います。(電車の中で食い入るように他人の服を見ている調べ)


1cmぐらいの細いステッチで処理していることが多いですよね。


もっと洋裁に熱心だった頃、スクイーズミシン「まつりくん」を購入したことがあるんです。

・・・・・・難しくて私にはすくえなかった。糸も90番を用意しなければいけないのがネックになって結局売り飛ばした。


手でまつり縫いするのはわりと好きですが、機械的にきれいに並んでいるミシンのまつり縫いもやっぱり捨て難いですよね。


今回は家庭用ミシンのまつり縫いにひと手間工夫を加えてみました。



見えにくいのですがキングスパン83番の万能色で縫っています。

そしたら端から1.5cmのところをしつけミシン(5~6mm)でステッチします


このしつけミシンに沿って天地返しをおこないます。
この天地返しという言葉はミシンのまつり縫いをする時の折り方だと思うんですが記憶違いかも・・・


このしつけミシンのおかげで何処に針を落とせばいいのか、自信を持って縫い進められます。


透明の押さえにまつり縫いの頂点の針落ち点をマジックで描いてみました。

ミシンを動かすと意外と布ってズレていくんですよね。
ふだんは気にしないようにしていますが、ことまつり縫いの場合はズレないようズレないよう布の位置を修正してます。

縫い終わったら、布の裏側からしつけミシンを抜きます。


これで一応出来上がりなんですが、しつけミシンの抜き跡が気になる時は霧吹きを吹いてしばらく時間を置き、アイロンします。



 

 中身を水に取り替えて霧吹きとして使う。そんじょそこらの霧吹きより霧が細かい。




どうしても糸が気になるのは、糸が2本取りだからなんです。


これがミシンのまつり縫いの一番の欠点ですね~。
もちろん糸は90番を使い、針も14号が装着していたので9号に取り替えました。

廉価ミシンって針が14号を付けられていることか多いです。
代え針も14号3本、だったりするのです。

14号の力強い縫い心地がミシンの性能を助けているんでしょうね。

ノンステッチな服を作りたいのでまつりミシンを活用していきたいです。

でもこのミシン、まつり縫い押さえも付いてないんですよ。
JUKIグレースを登場させたほうがいいかもしれませんね。






ヘビ明日は用事で他県に行くが寄れたら日暮里行きたい

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