心地よい春の風が吹く昼下がり、唐突ながらシームポケット袋縫いを試作してみます。


袋縫いされているといかにも手のかかった造りに見えますよね。

「ていねいな暮らし」という言葉が浮かんできます。


いままで「ミセスのスタイルブック」などの袋縫いポケットの行程を見ても、いつどうなって袋縫いになっているのか全然理解できなかったんです。


一種のアホなのかと思いますよね、理解したあとでは。




まあ私がシームポケットの作り方をしなくても、洋裁本に載っていますよね。

ステッチなしの方法を説明しますが(するんか)、前側ポケットには裏コバをかけるという華麗なテクニックをほどこします。



コバステッチすると収まりがよくなりますが、メンドーならかけなくてもいいです。

このままポケット布を身頃の裏にまわしてコに縫ったところを四角に整えます。


いよいよ袋縫いの登場です。

もう1枚の布を合わせる時



外表にして合わせるのです。

これだけのことが今までわからなかったのです。


端を合わせたらポケットまわりを0.5cm幅で縫っていきます。



表に返す時もマイナスドライバーが役に立ちます。
へりをなぞって立たせて行きます。


まわりをもう一度ぐるりと縫ったら袋縫い完成です。


う~んこれだけのことだったとは。

あとは後ろ身頃と合体するだけですが。
身頃同士を中表にします。


中のコの字をマイナスドライバーで浮き立たせます。

これが縫い代1cmで縫う時に「角をギリギリ通ってポケット口は縫いこまない」ための手助けになります。
マイナスドライバーなしではシームポケットは作れない、といったら言い過ぎでしょうか。


ここを縫う時の「端縫い押さえ」も持っていますが、いつもの押さえで挑戦してみるのも大事なのです。


さて・・・無事に縫いこまれてないでしょうか。









台所のテーブルクロスを新しいものにかえてみました。


ソレイアードのラミネート生地です。
意外に熱さに弱いので1年は持ちません。贅沢品です。

この模様はずっと現役で売っていますが、いちばん好きな柄ですね。
カーテンにも贅沢してみたいなあ・・・・・・








ピエロ

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