「立体裁断」なるものは文化の本を1冊読み流しただけで、覚えているのは四角い布を人台にかぶせたことだけで、もちろん今日のは「なんちゃって立体裁断」なことを先に謝っておきます。
まず、フレンチスリーブの型紙を書いてみる。
これは清書しているのですが、一応セットスリーブの前身頃を下敷きにして書きました。
この前身頃を前後同型の型紙だと思って、シーチングで組み立てる。
前後同型だとこんなに肩がズレていることに改めて感心する。
肩のラインを書いておこう。
フレンチの袖がハネ上がってていさましいので、袖口でつまんでおこう。
こんな風に重ねてみた。
脇があき過ぎだと思うので、ちょっとピンを打ってみる。
この脇のところのラインは、簡単そうに見えるフレンチスリーブが、実は難しいのではないかと思い当たる大きなポイントである。
せっかく考えて作ったラインのマチ部分を消してしまうが･･･立体裁断のいうことに従がおう。
後ろにまわってみると、このあたりが狭苦しいように感じるので、ちょっと切り開いてみた。
これらの修正点を製図に落としこんで、あらたな型紙を作る。
前後の衿ぐりや肩のつながりもチェック。
そしてふたたびシーチングで試作を始めようと思ったが、美容院の予約がせまってきたので、ミシン部屋を後にする。前回切ったのは2月なので、オカッパボーボーでもう辛抱たまらん。
このフレンチスリーブはM～2Lまで着られるフリーサイズサイズを目指しているのだ。
腕付きボディは完全なMサイズ。
たむろしている他の人台のサイズは2Lである。
果たしてみんなに似合うのか。
それより私に似合うのか。
よろしくお願いします。
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