どうもー投資ロウトです!
 

学習に関して

 

学習目的

 

 

アプリをリリースしたとしても、そこが終わりではなく、これから長い道のりを会社という一つの組織として、船を漕いでいかなければなりません。知らないことがあったとしても、経営者として知らないでは済まされず、激動する時代だったとして、未来を見通した上で、最善手を打ち続けなければいけません。そういう意味もあり、先人の過去から学ばせて頂くというのが今回の学習目的となります。

 

 

アウトプット

 

リファラル採用も行っていた

 

いつからリファラル採用が有名になったかわからないのですが、人事が強い主人公は流石ですね。そういった経営方針をとっていたとのことで人事のスキルはかなり高いんだろうなと感じました。

 

 

そして試験に使われていたのは社員が開発したSPIというものでした。自分も工業高校で就活をする際は、SPIの問題を解いていったような記憶があります。性格等の適性検査もとても重要とのことでした。

 

 

 

 

 

また主人公は「地方で貧しい、野望に燃える人材を獲得してくれ」という指令もあったようです。理由は、SPIを中心にテストをしたところ、東大が多くなり、均質化を起こしてしまうとのこと。それでは霞ヶ関と変わらないということで、時代を切り開くパワーを生むために、「地方で貧しい、野望に燃える人材」で化学反応を起こそうとしたとのことがありました。また在日韓国人にも同じようにチャンスを与えたとのことがありました。

 

 

また面白かったのは、スティーブ・ジョブスが、マッキントッシュを開発している際に、apple社員は「週90時間、喜んで!」というプリントされたTシャツを着ていたというのが面白かったです。給与は高かったと思うのですが、それだけ仕事をしていたからこその業績を上げていたんだろうなとも感じ取れました。

 

 

そしてその頃、経団連から呼び出しがあったとのことでした。また補足ですが、陰の総理と言われる財界総理と呼ばれる石坂さんは、本物の総理よりも偉かったというお話があり、知らない世界があるんだなということで、面白かったです。

 

 

そして会員にするかどうかを決めるために幾つかの質問問答を行ったとのことがありました。

「自分の意見に反論してくれ。日本は産業立国で、原材料を輸入し、日本で製造して成長してきた。サービスなどに優秀な人材が増えていく状況は大丈夫なのか?」

などや

「誰に資金を出してもらったのか?」

「どこかの会社に勤めていたのか?」

などなど

 

 

色々質疑を行っていった結果、主人公の会社は経団連への加盟が認められたとのことでした。ある程度経団連に所属するためには、社長の知性等々が試されるということなんでしょうね。

 

 

1984年頃、半導体や自動車を大量に輸出し、アメリカ経済を脅かしていたというのがあったそうです。そしてアメリカは日本に貿易不均衡の解消を求めて、市場開放を要求していたというのがありました。「輸出ばかりしていないで、アメリカの製品を買って欲しい」ということだったみたいです。

 

 

また電電公社を解体して、民営化せよ!というお話があったようです。

 

 

そして稲盛さんのエピソードが凄かったので、感動しました。通信関連の技術について千本さんが解説していましたが、「INSで通信が自由化する」というお話は、面白かったが、保守的な会社の中でそういうことを言っている千本さんが会社から浮いていたりしませんか?というのを他社の会社の性格と社員の発言で、その社員がどのような立ち位置をしているかを見抜いたというんがとても面白かったです。またヘッドハンティングして、人の心を動かす技術が、流石稲盛さんとしか言いようがありませんでした。

 

 

そして通信インフラに100年に一度のチャンスに、物語は大きく動いていっているのですが、主人公は遥か先の未来を見ていたと先見性が読み取れるような一文もありました。

 

 

そして別として、コンピュータの進歩が進む中、当時はレンタル費用として150万円で、年間1800万円が必要であったのですが、当時の主人公の会社として資本金に相当する金額で、売上高が3億円に満たない企業だと贅沢な投資に当たるとのこと。しかし、主人公は「経営的にはかなり危険性が高い投資ですが、導入が遅れればそれだけ別の危険性を大きくする」とおっしゃっていました。

 

 

そして主人公の会社はIBMの「IBM4331」という商品を日本で最初に導入したという話がありました。

 

 

また密談の最中にソニーの盛田さんも参入してきたというお話がありました。そして、主人公も戦後最大の起業家と言われつつも、他の重鎮を差し置いてトップに立つというのを選択するのではなく、最初のトップは他人でもいいが、いずれは自分が先頭に立つという思いを据えていたというのがありました。

 

 

これを聞いて日本の企業でも野心を持った人は多くおり、そしていずれは自分が上に行くんだという気持ちを持って仕事をしている人も多いんだろうなと。そして出世競争や、他の人の席を虎視眈々に狙っている人も世の中にごまんといるんだろうなと理解しました。

 

 

 

そして稲盛さんが「資治通鑑」という本より、人を以下のように見るとのことです。

・聖人(徳も才もあるもの)

・君子(徳が才を勝るもの)

・小人(才が徳を勝るもの)

・愚人(徳も才もないもの)

→これらの種類があり、組織を危うくするのは小人とのことでした。そして稲盛さんは主人公を小人と見ていたために、共同の会社の役員に主人公の名前を入れないようにしていたとのことでした。

 

 

そして色々な人に受け入れられない事もあったため、社員を引き出す経営者だったところから、独断専行型になっていってしまったというのがありました。

 

 

と一旦以上で学習を区切りたいと思います。松下幸之助さんや稲盛和夫さんのように、徳がなく、才だけの人は人から遠ざけられてしまう可能性もあるだと理解しました。自分も焦らずコツコツ人の役に立てるような経営者となっていけるように、頑張っていきたいと思います。ご精読ありがとうございました。