どうもー投資ロウトです!
 

学習に関して

 

学習目的

 

 

アプリをリリースしたとしても、そこが終わりではなく、これから長い道のりを会社という一つの組織として、船を漕いでいかなければなりません。知らないことがあったとしても、経営者として知らないでは済まされず、激動する時代だったとして、未来を見通した上で、最善手を打ち続けなければいけません。そういう意味もあり、先人の過去から学ばせて頂くというのが今回の学習目的となります。

 

 

アウトプット

 

主人公に欠けているもの

 
著者はカリスマ性が欠けていたというのが書かれておりました。また他の経営者には強烈なリーダーシップがあったということも書かれていました。ただそれがない代わりに社員のモチベーションを活かすためのマネジメントスキルがあったということが書かれていました。
 
 
また命令系統にならないために、「君はどうしたいのか」を確認していくということがありました。そして社員は変なことを言ってしまうが、「それで?」や「でもこういうことがあるよね」と社員を導いていっているとのことがありました。
 
 
そしてさらに素晴らしいのは、500人いる社員の名前や年齢、プロフィールを頭に叩き込み、全社員にあだ名をつけていたというのは、素晴らしい経営者だなと感じました。経営者になるのであれば、社員一人一人と真摯に向き合っていかなければならないんだとこれを読んで理解しました。
 
 
ただ500人を超えると覚えきれなくて、先生と呼んだとのこと。ちょっと可愛らしいエピソードもありますね笑 そして面白いのは、意見を誘導した後に、それを君がやってよ!というのはとても面白かったです笑 誘導しちゃっていますよね笑
 
 
また日本とアメリカの関係性が変化したことにより、輸出企業が採用をストップしてしまったということがありました。そういう意味では上場企業の有価証券報告書に記載があるような経営リスクって本当に起こるんだなという風に感じました。
 
 
また会社の規模が大きくなったら労働組合が作成されたということがありました。株式投資家で世界一のウォーレンバフェットさんも労働組合が強い企業はあまり投資対象に入れないなどはおっしゃっていますよね。
 

https://www.newsweekjapan.jp/stories/carrier/2023/02/post-100925_1.php

※強い労働組合について記載されている

 

 
労働環境が良くないのが問題なのか、経営者の方には悩みのためにもなると思いますが、主人公は労働組合の主張には理解を示さなかったというお話があります。
また体育会系の勢いが凄すぎて、笑ってしまうのですが、ある本部長の方が諸事情を理由に退職するも、営業部がまとまりを欠いてうまくいっていない状態だったとのことでした。しかし色々交渉ののちに戻ってきてもらうと、組合に乗り込んで説得したり、色々活動をした結果、労働組合が自然消滅をしてしまったというのがめちゃめちゃ面白かったです。リーダーシップのある?体育会系がいるとそんなことが起きるんですね笑
 
 
また今と状況は違うと思いますが、銀行からの融資を受けるために鹿児島の場所に社員が第二の故郷にできる土地を買おうとしたというお話がありました。ただそれには他の狙いがあり、銀行が評価するのは地価ではなく、面積だったとのこと(多分当時は)。そのために広大な土地を購入して、億単位の金を借りれるためにそのようなことをしたということがありました。まぁそれを辞めた社員に依頼するために行なっていたようですが、人事って大変ですね。
 
 
また凄いのは第二の故郷で新入社員が送り込まれ、農作業や牛の世話をしながらキャンプファイヤーをし、ワークキャンプが行われていたということ。新入社員教育が凄すぎて感動しました。
 
 
またぐさっと刺さったのは、退職金や年金を人質にして、縛り付ける今の日本社会のあり方に提唱を慣らしていたというのもあり、まだまだ勉強不足ですし、本当に社員が来たいと思えるような会社なのか?ということを反省することとなりました。まだまだ甘いですね。
 
 
また会社の規模が大きくなればなるほど、組織は細分化され、横のつながりが悪くなるとのことで、主人公やカルロスゴーンさん、稲盛和夫さんはそれを打開しようと色々動いていたと知り、会社のフェーズが変わるとそのようになっていくんだなと理解しました。
 
 
また会社の規模が500人から1000人にかけて大きくなっていくと、大企業病にかかってしまうとのこと。症状としては社員が官僚化し、組織が硬直化するようなことが起こるということでした。
 
 
また主人公は社員一人一人が決済責任者というポジションにありながら、自社の業績に責任を負わせるということをやっていたとのことでした。
 
 
またよく社員を褒める制度がありますが、表彰を立派なホテルの宴会場を開いて表彰会を開くという取り組みを行なっていたというのもありました。そして営業成績が一位はハワイ旅行、二位が香港・マカオ旅行、三位が沖縄旅行でした。福利厚生結構しっかりしていますね。
 
 
と一旦以上で、学習を区切りたいと思います。ご精読ありがとうございました。焦らずコツコツ地道にいきたいと思います。