どうもー投資ロウトです!
 

学習に関して

 

学習目的

 

 

今年一人雇用することを目標にしており、社労士の方と2回目のお話をする機会があります。

先日雇用契約書について学習しましたが、そもそも学習を進めていくと、雇用契約書は就業規則があっての雇用契約書ということがわかり、就業規則がないのに雇用契約書を作ってもあまり意味がないということがわかりました。

 

 

アプリ開発を中心として作業を進めつつ、採用は焦らずコツコツ進めていきたいと思います。なので今回は就業規則を社労士の方に依頼しますが、内容をきちんと把握した上で依頼をしていくために理解するというのが目的になります。

 

 

 

アウトプット

 

 

前文の必要性

 
 
改めて再確認ですが、会社とは定義上は株主に対して働くような組織(株式会社であれば)にはなりますが、ステークホルダー(利益などを受ける関係者)皆が幸せになる必要があるとのことです。
 
 
そのためには、経営者だけではなく従業員のお互いが幸せになるという大前提を前文で設ける必要があるとのことでした。
 
 

どの雇用に対して適用するか

 
 
経営をする中で経営リスクを抑えるために非正規雇用を実施されている会社もあると思いますが、どの規則がどの雇用形態に適用するかというのも厳密に記載する必要があるとのことでした。
 
 

就業規則は一方的に変更できる

 
 
基本就業規則は契約みたいな内容になるとのことですが、従業員にとって不利になる内容でなければ、企業側が一方的に改変することができるとのことでした。
 
 
 

採用時に必要な書類

 
・秘密保持契約書
・誓約書(真摯に働きます)
・資格保有の証明書
・身元保証書
 
 
これらは入社初日に出してもらうのがいいとのこと。通常総務などは人事でバタバタしており、それらの受け取り等の作業が行えないため、初日とのこと。
 
 
身元保証書に関しても、ある企業は経営者クラスの人が、身元保証人にまで会いにいき、きちんと会話してから受理するなどもあるそうで、そこまで人事に力を入れているのかという衝撃を受けました。
 
 
当然自社もそれくらい採用に力を入れていかなければいけませんが、まずは一人誠実に向き合い、その人自身が築きたいキャリアや夢なども全力で応援できる会社を目指していきたいと思います。
 
 
身元保証期間の最長は5年で、また賠償額に関しては上限を設けることも決まっているようです。
 
 

従業員と一緒に作り上げた方がいいのは服務規律

 
 
前回の記事で就業規則は経営者が決めることと、従業員と一緒に決める領域があるとのことでしたが、服務規律は従業員と決めた方がいいとのことです。
 
・職務を全うする義務に関して
・秩序を維持するための項目
・信頼信用に関して
・施設利用に関して
・情報を管理する項目について
・安全に関して
・ハラスメントに関して
 
 
従業員と決める際は、これは皆でやった方がいんじゃない?や、逆にここまでは特にやらなくていいよね?というのを決めていく必要があるとのことでした。
 
 

絶対に守らないといけないようなこともしっかり定める

 
 
・ネットワークビジネスの禁止
・金銭の貸し借りの禁止
・交通ルールを遵守すること
・従業員の引き抜きの禁止
 
 
してはならないということをあまり書かずプラス表現で就業規則を記載しようとありましたが、こちらはきちんとしてはいけないと記載しないと、社員を守ることができないという問題もありますよね。
 
 

ハラスメント対策

 
 
本来は総務部で対応するのが一般的とのことですが、顧問弁護士や顧問社労士を抱えるのも手の一つとのことでした。ただ顧問依頼料も月額で結構かかるので、産業医等含めて資金が貯まったり企業や事業が大きくなったら色々構えていきたいなとも思いました。
 
 
これらを整えることでハラスメントで困っている社員の声を拾えるというメリットがあるそうです。
 
 
と一旦こちらで区切りたいと思います。就業規則は社員が不利になる内容でなければ、いつでも改変でき、またまだ社員がいないので、焦らずコツコツいいものを作っていきたいと思います。ご精読ありがとうございました。