ホークスの未来への展望。
現時点での戦力は良い。
優勝を数年逃しているものの、戦力的には他球団を見回しても上位クラスには違いない。
ただ節々の強さ、アキレス腱においては少々心もとない。
中堅、ベテランが揃っているチームの泣き所である。
若鷹をシンボルとするチームに、それをうなずかせるまでの確信はない。
有望株としては松田、本多、大隣などがいる。
これではまだ安心するまでの半歩も進めない。
これを年々打破していく中に、トレード、FAの力が必ず入ってくる。
時には大鉈を振るう決断も必要になる。
育成が下手なチームであることの実証は済んでいる。
血の入れ替えを断行しながら戦う今後。
育成はその間にというプランで進むはず。
そこに入り込んでくるストレートな補強、ドラフト。
特に大学、社会人は即戦力。
見切り発車ながらに今年一目置かれているのが東洋大学の大場翔太投手。
ホークスも獲得に名乗りを上げている。
22歳の初々しいタフマンは是が非でも手に入れたい逸材。
しかし競争相手は多い。
希望枠がなくなった今後、ホークスが飲みほしてきた甘い汁はもうない。
トレード、FAとともに、今後のチームを支える重みが増大する。
生き残りをかける意味においても大きい。
宿敵であるマリーンズは、ここ数年来、非常に興味深いドラフト戦略を見せ、着実に未来を見据えている。
ファイターズにも追い風が吹き、その育成能力から若干の余裕すら見える。
5年後を考えた場合、果たしてどうか。
ややホークスの影が薄く見えてしまう。
野手はまだいい。
投手は不安を隠せない。
ここをどう補ってゆくのか。
トレード、FAの場合は急転直下なので想像はつかない。
助っ人の比重も大きくなる。
残るはドラフト戦略。
やはりここに焦点がゆく。
今年の大場参戦は結構なこと。
8球団の競合が予想されるくじ引きの行方。
大場も含め、今後の補強は紙一重。
その戦略次第で一気に落ちる。
根本ノートを引っ張り出すもよし。新たな思考を持ち込んでもよし。
意味のある補強を期待したい。