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初登場のオヤジ。

もちろん僕の親父。

いや、眠い。

昨日は午前3時起床。

朝まずめのヒラメ釣り。

台風によって朽ちぶれた、海草漂う砂浜を、ヒュンとルアーを海面に。

星空が瞬き、さざなみの音。

その前日の9月8日、朝10時に家を出て、近くて遠い西伊豆へ。

キロ数200キロ、かかった時間、7時間。

おい、大阪行けるだろ。

たどり着いた先は、岩地温泉郷。

とは言え、ひなびた民宿が立ち並ぶ小さな入り江の村。

急峻な山あい、切り立った崖がドスンと周りを占め、猿、鹿、猪も縦横無尽。

ひとっぷろ浴びて、即食事。

ここのおっちゃんは漁師。

海の幸。

暗幕がたれこみ、次第に外灯の明かりが目立ち始める。

小さくも、更けない夜の海辺。

目の前に広がる砂浜から聞こえる子供の声。

一瞬の火花を散らしたあとの火薬の匂い。

眺めるだけの僕、黄昏ました。

さらに夜は進む。

ごろんと寝そべり波の音。

1ゲーム差に迫ったホークスを喜びつつ、夢枕。

そして3時の目覚め。

三日月が、朝焼ける前の山のてっぺん。

ヒラメは微笑まず、波打ち際の陰にその正体を隠していました。

ひとっぷろ。

コーヒーをすする。

しばしの時間。

窓の外にコバルトブルーの海。

西伊豆ならではの景観。

アジの干物、味噌汁、白いご飯。

朝の村内放送。

和むわ。

おかみさんの見送り。

漁協にて手に入れた、きびなごを手に防波堤へ。

エサっす。

針先につけてピューン。

1匹目、オヤジがウツボ。

続いてカサゴ。

その後、僕、竿がミシミシいうほどの、謎なる魚影の鋭い歯に糸がブチッ。

この海の豊満さを知る。

釣果、カサゴ2匹、ウツボ2匹。

そして、漁協のおっさんいわく「魚なんて塩焼きにすりゃー何でも食えるさー」の理解不能のお魚ひとつ。

キラキラとした、波間からの照りつけによって顔がぴりり。

たくさんの潮風を受けた小さな漁村を後に。

はい、県道は通行止め、有料道路はぼったくり、高速道路は渋滞30キロ。

復路の所要時間、往路と同じく7時間!

そりゃないっしょ。

実家の玄関から、どろどろに疲れた体を持ち運び、最後の力を振り絞りカサゴさんを捌きました。

美味いのひとこと。

帰宅・・・

なよりと鳴くネコ様に、ごめんよと缶詰をプチン。

僕はふらふらとパソコンの前へ。

もう1時間で完徹?貫徹?

もう寝ます。

たのしいたのしい2日間でした。