ロッテが8連勝と連勝を伸ばしパリーグの単独首位となった。
内容もいい。広島戦6-3、2-1、4-3。横浜戦4-1、5-4、1-0。中日戦2-1、5-0と投打かみ合っての勝利だが、接戦を物にしている最大の要因が8連勝中の防御率が1、76という驚異的な数字を残している投手陣。ロッテの捕手は里崎と橋本。この2人のリードが実績のある投手陣とうまく試合の中でかみ合っていると考えるのが普通だろう。そのロッテ。去年同様、また交流戦で勢いを増すのだろうか。
不思議なのが日ハム。現時点交流戦4位と奮闘している。防御率はあの43イニング無失点の記録を作った中日をも上回る12球団トップの1、81。捕手は鶴岡、高橋、中嶋。この3人のリードで金村、八木、ダルビッシュ、リー、江尻の先発陣が頑張っている。一方チーム打率はまったく逆で12球団最下位となる2割3分4厘。少ないチャンスを物にして、それを守り抜く野球をしているのだろうが、ヒルマン監督やファンにとって見ればうれしい誤算となるのではないだろうか。今後どこまでこの位置を保守できるのか見ものである。
出端をくじかれヤクルト戦で3試合連続2桁失点を喫した西武の防御率は7、91と目を覆いたくなるような数字。打率は12球団2位の2割9分3厘。交流戦は現在9位だが、今後パリーグ上位を死守している力を十二分に発揮して、その位置よりも上がってくることは十分考えられるだろう。
そしてわがホークス。ファンとしての希望は去年同様の成績を求めてしまうが、リーグ戦同様、今の所5勝6敗の7位とどうにも中途半端な位置にいる。防御率も昨日の試合が影響して12球団7位の3、98となってしまった。この数字は12球団屈指の4本柱をもつホークスとしては、決して受け入れたくない数字だ。打線の方は12球団4位の打率2割7分4厘と頑張っている。この高い数字に少々驚いてしまうのは、一気にたたみ掛ける攻撃というものが観ていて少ないからだろう。正直去年までの成績が成績だけに、それと同等かそれ以上を求める心理が、常に上位にいたホークスを見てしまっているファンの心を贅沢にさせてしまっていると思う。新しい形に生まれ変わる時期のホークス。その中でも高いレベルで戦えるホークスに誇りを持ちたい。
交流戦はデータの少ない中での勝負。その中で強さを発揮するのは、投手に関していえば内角を攻めて打者を抑えるという基本的なことではないだろうか。そこに持っていく力と度胸を持ったバッテリーの力が大きく勝敗を左右するようにおもう。逆に打線はそこを攻めきることのできないバッテリーの隙間をついて、無駄なく攻撃ができれば当然勝利への明かりが見えてくる事になる。
いずれにせよこの交流戦はパリーグ上位4チームにとって、当然ながら1戦1戦大事に取りこぼしなく獲って行きたいのが本音。ホークスも今の所模索しながらの戦いだが、きっといいチームの形を手にしてリーグ戦へと戻ってくれることを信じている。
今日は杉内と石井一久の先発。ヤクルトは、松井ではなく左に弱いホークスを考えてのことなのか、あえて中4日の石井一久を持ってきた。その石井一久の防御率は5、03。数字だけを見れば組みやすしと思ってしまうがこの投手は実際わからない。だがどんな調子の石井一久でもホークス打線には通用しないことを見せつけてほしい。
頑張れホークス!