宝山寺の岩壁にある弥勒菩薩。登る道があるか聞いたら。昔はあったが、今は岩崩れの危険があり、道は閉鎖されているとのこと。この写真は話を聞いた時に貰ったパンフレットの写真。



このお寺、それにしても、なかなかすごい。生駒駅から石の階段を相当登ってこないといけない高台にあるが、若い人たちもかなり参拝に来ていた。



下山途中の民家の石垣に咲いていた花。紫のあまりの鮮やかさに、つい写真を撮ってしまった。この花、紫紺野牡丹という名の花らしい。


ちょっと写真を追加。これは登り道の途中にあった水車。これ、相当大きな水車だった。


途中、ちょっと道を間違えて入って行ったところにあった滝。古代の人は山の中にあるこのような滝に畏怖の念を抱いたのであろう。すぐ神様として祀ってしまう。


そういえば、ハイキングの途中に出会った人がたまたま生駒山の水を管理している人で、聞くところによると阪奈道路建設の際、山の地下水脈を破壊したようで、農業用の水にもこと欠き、国土省は補償を強いられたようである。しかし、そういうことがあっても金剛山や生駒山系は山水が豊富だ。奈良の山を歩いていて気持ちが良いのは、どこでも谷の水のせせらぎが聞こえてくることだ。


セミの鳴き声とともにせせらぎの音が分かるであろうか。


今日のハイキング。結構きつかったが、楽しいハイキングであった。