2023/03

※前後の記事を諸事情によりほぼ削除編集しています。

 この記事も要らないかなと思い削除する予定でしたが、世界観説明をしている記事等がここ以外にほとんどないとのことだったので念の為残しています。

 

追記ついでに把握して頂きたいものを置いておきます。

・幾らかの情報の欠けがあります。もう少し深く説明しないといけないものもありますが大筋は合っている為、そのままにしています。

 

原作者が設定の矛盾や誤りを些事として投げ出したため、こんな世界観説明は役立たずになりました。この発言により伏線が伏線として機能しなくなりストーリーやキャラクター設定の考察が主に無意味なシロモノとなったため、フレーバーテキストやストーリーに価値が無いものと化しているのが現状です。

よって第2弾時点で纏めたこの設定説明記事も簡単に捻じ曲げられる可能性は大いにあります。

現に第五弾では背景ストーリーは完全に断たれ、地球からは隔絶された世界であるはずのマジカルユニバース宇宙で(地球陣営が)どうやって来たのかなんの説明もなくレースを始めています。

 

もう初期設定では伏線と思われる各所に考える価値はなにもありません。

 

一応、矛盾を矛盾として成立させる発言は過去の名作には幾らかあります。

より面白く、より分かりやすく綺麗に見せるためには嘘や誤りである方がよい場合があるというもっともな理屈です。

しかしこのゲームに関しては、ただの誤字に当たる記憶違いを「(作品の設定の矛盾は)別にええやん」と発言したため、これには該当せず、訂正をすることが面倒くさい(アンチに重箱の隅をつつかれることがうざったい)から発言したと読み取れるため、「些事として投げ出した」としています。

 

 

 

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・まえがき

先に説明しておくと、「ゲートルーラーの世界観を知ってもらおう」というよりも、次の記事の幾らかは世界観を知っている前提で説明をするものが含まれているので、ひとまずわからなくなったら参照する場所のような、おさらいができる場所として作っています。
オフィシャルガイドブックが主な情報源なんですが、逆を言うとそこしかないので購入していない人がなにも分からないので…

ということでタイトルにもある通り、走り書きです。必要な情報はかいつまんで入れましたがかなり粗めな内容です。
ちょっとだけでもわかればいいかな、という感じの作りなので、ちょっと読みにくいかもしれません

ある程度知ってる、もしくは知らなくてもいいや、な方はそのまま次の記事を読んでいただけると幸いです。

 

(※注:非公開にしたのでリンクを外しました)

 

 

 

あらすじ


時は2030年。突如東京の空から10kmに及ぶ大剣が降ってきた。
着地するだけで起こるであろう未曽有の大災害に人々はパニックに陥ったが、自衛隊が開発していた巨大ロボが出動。(この時点では出ただけ)
更に不思議な現象が起こる。猫は立ち上がり人語をしゃべり始め、どこからともなく妖怪が現れる。
彼らは皆友好的で、市民の避難を先導。
彼らの協力もあり、パニックに陥った市民は無事に避難することができた。

しかし依然として落下する大剣を止める手段は無い。
だが、そこに現れたのは「ゲートルーラー」と呼ばれる超能力者達。


彼らは超能力を駆使し被害を抑えた安全な速度で大剣を着陸させることに成功。
更に超能力で大剣は動かないように固定され、ひとまず危機は去った…


しかし安息もつかの間、空には大きな孔が開き、のちに「侵略次元」と呼ばれることになる異形の生物が侵攻する。

更に時を同じくとして世界各地でも同様に侵略次元が現れ、世界を壊すかのような侵攻が始まる。
世界は危機に陥った。人々は結集し、侵略次元の進行を食い止めなければならない。


こうして世界の滅亡を防ぐべく4つの勢力が立ち上がる。激闘の時代が今始まった!


簡単に言うと、侵略次元という謎の勢力によって地球そのものが危機に瀕しますが、この一大事に呼応するかのように世界各地に侵略次元を敵とし、地球の人々を仲間とする種族・勢力が現れ、一丸となって戦う、みたいな話です。

勢力説明です。

 

・侵略次元

それぞれの世界を滅ぼすという目的の元、侵攻する謎の勢力。
現状種類が少ないですが、無機質な女性、謎の機械、異形の生物と、無機質な存在が地球を蹂躙します。

現状分かっていることが、
・世界を滅ぼすように攻撃を繰り返す以外のそれぞれの目的が明確にわからず、意思疎通が不可能という事
・突如空から降ってきた大剣はこの勢力の物で、侵攻の儀式(宣言)の為に落としたとされていること
・既に壊滅させた星々は多く、ATLAS軍の一部勢力はそれの被害を受けた生き残りであること

・私たちが生きる世界と違う異世界にも干渉する術を持ち、異世界であるウォルナーも彼らと戦い続けていること
が判明しています。

彼らと対話を試みることは不可能。ただひたすらに、戦い続けるしかない。
終わりもわからず防戦一方ですが、目的を同じくしたそれぞれの異世界・異星の勢力は地球の人々と結束し、侵略次元と戦い続けます。

MTGが分かる人はエルドラージっぽいものだと思ってもらえればなんとなく理解できるかも。

 

 

次元を超え、世界を滅ぼさんとする謎の生物群、侵略次元に対抗するため、種族の壁を越え、時に異星や異世界の勢力と協力し対抗するために立ち上がったのが、

東妖ウォルナーATLAS軍マジカルユニバースの4つの勢力です。

 

・東妖

この物語の始まりとなる、超巨大な大剣が落ちてきた東京が舞台です。
東妖は、東京を中心として侵略次元に対抗する、自衛隊や巨大ロボ、妖怪たちのことを指します。
 

東京の危機に際して、妖怪がどこからともなく現れ市民に協力。
妖怪は「みんなに知られず生きていただけで東京の民なんだ。これからは一丸となって戦おう」と好意的な姿勢を見せ、結果的に人間と同じ人権や移住権を得るための法律を制定し、一人の市民として生きることを許されるようになります。

 ↑新たな法案の設立によって、突如現れた妖怪はいち都民としての権利を手に入れた。

 



我々が生きる現代世界と大きく異なる点は、「巨大ロボの開発が進んでいる」こと。
そのためロボ系のカードが多く存在しているのも大きな特徴です。(こら!マジカルユニバースにもATLAS軍にも巨大ロボいるから大きな特徴じゃないとか言わない!)

 

全体的にロボが古臭いデザインのものが多いですが、「税金を納める権力が強い市民は"オッサン世代"なので、そこの世代に合わせたデザインの方が支持されやすいから」という理由だそうな。


また、次に解説するウォルナーの干渉があったのも東京で、魔法科学技術を取り入れ新たなエネルギーを手に入れたことにより、
新型の巨大戦闘ロボの開発に成功します。

↑新型シリーズ。ちょっと近代的だね



なぜか侵略次元の侵攻よりも前に巨大戦闘ロボの開発は進んでいたらしく、危機が無い時代にどうして既にそのような開発が行われていたのかは謎に包まれています。意図的に隠されている部分であり、この謎は後に明かされるのでしょう。

どうやら妖怪は東京から出ていかないらしく、侵略次元以外の勢力は皆友好的であったためか、大剣は観光スポットとなり、巨大ロボットが稼働し伝承の妖怪が生きる町として一躍有名に。
東京はこの世界的危機に瀕して移住者が離れてしまったものの、これらの要素によって1年とたたずに新たな東京として栄えることになります。
(侵略次元との戦いで四万人の死者が出たらしいのにすごい楽観的だな…)

 

・ウォルナー

 

まず一番に抑えないといけないのが、この勢力は「私たちの世界とは乖離したファンタジー世界」であること。
そのためドラゴンとか魔術師の種族や世界の仕組みはそういう世界だからという理由で片付きます。

どうやら、この物語が始まるより前からこちらの世界も侵略次元の手がかかり、戦いを続けているという背景があるそうです。
かれらの勢力はこちらの世界に干渉する手段を手に入れ、「侵略次元から自分の世界を守る」という共通の目的の元、協力を始めます。



↑左はシオリ、右は東妖軍の部隊の隊長。


ウォルナーが日本に移動し干渉できるならこちらの世界からウォルナー世界に移動することも可能で、ウォルナーへの案内人の役割を担ったシオリが東妖軍の一部隊を率いてウォルナーへと移動を試みます。

 


しかし、ウォルナー世界での敵対勢力であるとあるドラゴンの計略によって、彼女らはウォルナー世界の転送予定地とは全く違う辺境に降り立ってしまいます。
さらに日本の東妖軍が持ち込んだ電子機器や兵器は(世界の仕組みが異なるため)作動せず、シオリ以外は実質生身で見知らぬ敵地に投げ出されたことになってしまい…

といった、東妖軍とウォルナーは協力関係にあり、その一環として日本軍がウォルナー世界に渡航するという本筋から少し離れたストーリーが展開されています。


私たちの世界の科学や技術(機械や兵器など)は別世界であるウォルナー世界では作動しませんが、ウォルナー世界の魔法はこちらの世界でも使用可能な為、東妖でも解説しましたが、ウォルナー勢力との協力で魔法技術を取り入れた日本では開発していた巨大ロボが更なる進化を遂げることになります。

 

 

・ATLAS軍

侵略次元の侵攻に合わせて宇宙から巨大な謎の宇宙船が大西洋の空に飛来した。

"アーク"と呼ばれるコロニーのような宇宙船には様々な異世界のような人間や、自律型ロボットが搭乗していた。


彼らはかつて侵略次元によって滅ぼされた惑星の生き残り。

彼らは大剣を大陸に落としたのは宣戦布告の為の儀式であることを知っており、侵略次元への復讐のために次のターゲットとなった地球に降り立ったそうです。

母星を壊滅させられた"復讐"と、地球を守るための"防衛"。目的は少し違えど侵略次元への敵対という意思は同じくして、アメリカは彼らと協力関係を結ぶことに成功します。

 

東妖と違いここで出てくるロボットが近未来的デザインであるのは、地球産ではない、別の惑星の技術を取り入れて作られたものもあるようなので、違ったテイストのデザインに仕上がっています。

 


また、この世界に似つかわしくない機械武装をした動物やファンタジー作品を想起させるキャラクターが存在するのは、彼らは異星の勢力であるからです。(こら!ファンタジー世界のキャラはウォルナーとダブるとか言わない!)

 



また、この侵略次元の侵攻に呼応するかのように吸血鬼や妖精等の古くからの伝承の存在がこの地に蘇り、更に身を潜めて生きていた魔法使いも姿を現します。彼らはOWLと名乗り、ATLAS軍と協力することになります。

(ちなみにここにもドラゴンがいるせいでウォルナーとまた種族がダブるんすよ)



また、「覚醒者」と呼ばれる、ゲートルーラーのような巨大魔法を使うことは出来ないがずば抜けた身体能力や空中浮遊などの特殊能力を駆使し、侵略次元と戦う事ができるようになった"人間"も存在するようです。


ウォルナーは異世界、東妖は東京ですが、ここの勢力の舞台は西洋(基本的にアメリカ)です。
アメリカ軍や、飛来したアーク勢力、アメリカの地に出現したOWLという勢力等を全てひとまとめにしたものが「ATLAS軍」と呼ばれる勢力です。

・マジカルユニバース

いろんなカードに出ている黒人のイタリア人のキャラが主人公。
ゲートルーラーの力に目覚めたとたんカードに吸い込まれて宇宙っぽい世界に飛ばされたらしいです。
 
説明おわり
 

世界観の理解にはほとんど関係ない存在なので省略。
侵略次元と戦う描写もなく、作者の面白ネタコーナーみたいな感じになっていて独立したスタイルを突き進んでいます。


 ↑またロボだ!しかもデザインが古いと東妖とダブるからやめろって!

>宇宙遺産。古代超文明の遺したこれらは、自らの意志で侵略次元と闘う。それが使命であるかのように。
ガイドブックにも一切の全体ストーリーに関わる描写が無く、話の導入である第一弾での説明されているカードといえばフレーバーテキストで触れられているこれ1枚しか存在しないので、ストーリー的に触れづらいです。

他の世界と違っておちゃらけた楽しい勢力、というモットーであれこれやっている勢力。
好意的な視点で言えば、ゲーム全体のイメージを暗くしすぎないようにするスパイス的な存在とも言えます。
氏の昔からのテンションを好んでいる人にとっては楽しめるフレーバーに仕上がっています。


正直この世界についてつつくと自信満々に「なんでもありなハチャメチャ世界だから"なんでもあり"なんですよ」みたいに返されるのが目に見えてるので触れたくありません。


全く地球での侵略次元との抗争に干渉しないので、本当にストーリーを理解する上で必要な情報がありません。
ということで、「4つの勢力が立ち上がる(原文そのまま)」とあらすじで説明しましたが、全く干渉しないので立ち上がったのは3つといってもいいかもしれません。なんやねんそれ

謝罪。勢力説明といっておきながらここだけは説明できませんでした。
個別のストーリーのようなものは存在しますがこちらも本筋にミリも関わらないので、世界観説明の視点からは不要なので省略します。
番外編、スピンオフと表現しても差し支えない立ち位置なので、気になった方はカードを集めるか調べてみてください。

 

 




ということでざっとですが世界観の解説でした。
僕なんかよりもっとわかりやすく解説して頂いている方はいると思うので、全然わからんとなった方は調べてみてください。