小説 「四季」シリーズ 「春」と「夏」 | dose-isanのブログ

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アラフォーの日記
本紹介してみたりです。

 この本を再読した。

四季シリーズ最初の1冊。四季だけに「春夏秋冬」の全4巻で構成されている。

 

 おそらく森ファンでこの4巻を通過していない方は、いないのであろうかという重要かつ原点的なシリーズ。

 

 以前再読で紹介した

S&Mシリーズ Vシリーズひいては後に続くシリーズにも必ず存在(ほぼ直接出てこないが、作中の実在人物という存在感だけで圧倒する感じ)する重要な登場人物。

 その幼少期を綴った「春」。「春」から成長し大人になっていくまでの「夏」。

 そのエピソードは、なにかこう、まだ人間味がある気がする一方で、着実に「すべてがFになる」で登場するときの天才へと変化していく様を見れる。

 S&M、Vシリーズを了読済みの方は、エピソードを通じて解明さることもあるので、うれしい2冊でもある。

 

 順序良く読み進めていくとS&M、Vシリーズから読むことになるが、重要な四季シリーズ「春」と「夏」を了読してからS&Mシリーズ、Vシリーズを読むとまた違った楽しみを得られると思う。

時系列で、Vシリーズ、四季「春 夏」、S&Mシリーズの順に読むのも面白いかもしれない。

 

  久々に読むにしても、たくさんの楽しみをくれる小説である。

 

 

それではこのへんで