夜空 今日の朝ドラ、梅ちゃん先生を見て・・・
泣きました涙 涙

主人公の梅ちゃんが彼とお別れするシーンですううっ...

朝ドラも最近ちょっと面白くなってきましたキラキラ
今の私の毎日の楽しみですおんぷ


さて、昨日はは、『京滋摂食嚥下を考える会』の講演会に行ってきましたあんぱんまん
『口腔ケアと地域連携』というテーマで
今回は歯科の視点から摂食嚥下について考える会でした。

とてもパワフルな2名の歯科医の講演は、とても面白かったです。

一人目は、平成歯科クリニックの小谷泰子先生。
このクリニックでは、ふつうの歯医者とは違い虫歯の治療は一切受け付けず
嚥下困難・睡眠時無呼吸症候群・ドライマウスに特化しているそうです。

嚥下困難の方が注意しなければならない誤嚥性肺炎。
肺炎による死亡率は3位だそうで、これだけ医療が進歩している現在においても
肺炎による死亡率は昔に比べてもあまり変化はないそうです。

誤嚥性肺炎は誤嚥により引き起こる肺炎。
その原因には、体力・抵抗力の低下と誤嚥の量と内容が関係しています。
栄養士の視点でだと
口から入れるも、つまり食事にばかり目がいってしまい、
誤嚥しにくい食事はどのような形態だろうか?
と考えてしまいがち。
しかし、体力・抵抗力があれば
誤嚥しても誤嚥性肺炎にはなりにくいわけですから
体力・免疫力を上げることも大切だということです。

とはいえ、誤嚥する方はかなり高齢の場合がほとんどです。

運動して体力をつけましょう!!
・・・というレベルではないので
体力・抵抗力をつけるためにも
栄養摂取は必要不可欠。

誤嚥しないその方のレベルにあった形態の食事・栄養摂取方法を
見極めることが大切です。

誤嚥の可能性が高くなり、口からの栄養摂取が難しくなると
胃瘻(いろう)といって
おなかから直接胃に栄養をいれるための通路を作る場合があります。
胃瘻は誤嚥性肺炎になる可能性は減りますが
口から食べる楽しみはなくなりますし、
口を使わないので、口腔内のケアも必要。

胃瘻が介護者の都合で作られることもあって
本人が本当は食べることができるのに
その声が届かずにつくられることもあるそうです。

しかし、胃瘻を作った後の生存率はあまり高くなく
胃瘻形成から12か月生存される方は5割だそうです。


今回の講習のもう一人の講師は
歯科医師の菊谷武先生でした。

この先生の講義も面白かった!

運動障害性咀嚼障害という
咀嚼に関与する神経や筋肉の障害について知りました。

主に加齢や脳血管障害等で起こります。

一見咀嚼ができているようでも口をパクパクしているだけなので
食塊形成ができず、誤嚥しやすい状況になっているのです。

菊池先生は、摂食・嚥下機能評価は
食行動、咀嚼・嚥下機能、環境が大切であり、
食べさせるばかりが介護ではなく、
何が最善に利益なのかを考えることが大切だと
訴えておられました。

その人が、いったいどのような状態にあるのか、
その人が今ある機能を維持するためにはどうすればよいのか
そして本人や家族が何を望むのか

いろんな声を聞いて、
話し合って、
介護の方針を決めていく

正解のない介護の世界。


自分の無知さを痛感ですマイメロ



でも新たな発見も多く、いってよかったですぺこ


主催↓↓
京滋摂食嚥下を考える会

では、おやすみなさい夜空

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