今日から12月ですねダッシュ
2011年もあと少し!
一日一日大切に過ごしていきたいと思います☆
季節の変わり目は、風邪ひきやすいので
ご注意くださいね!!

さて、かな~り前のブログで、
GI(グリセミック インデックス)値の話をしていました!

今日はGIについて簡単にお話ししようと思います☆

その前に、
まず、ここで「血糖」についておさらい

血糖とは、血液の中を流れる糖分のこと。
私たちは食事から「糖分≒炭水化物」を摂ると、
血糖として血の中を流れます。(血糖が上がる)
この血糖は、人が体を動かすときのエネルギーになります。
エネルギーとして使われなかった余分な血糖は
「インスリン」というホルモンの働きで、グリコーゲンに換えられ
肝臓や筋肉に蓄えられます(血糖が下がる)

健康な人であれば、
血糖は、空腹時なら70~110㎎/dlの濃度を保っています。
食事をすると、食後45~60分位をピークにぐんとあがり
食後2時間後には、もとの空腹時と同じ位にもどります。

糖尿病でなければ、
食後2時間後に血糖が140㎎/dl以下まで戻ります。

糖尿病の方なら、食事後2時間後に200㎎/dl以上の状態が続きます。


 

なぜ、このように血糖が高くなる状態が続くのかというと・・・

本来ならば、
エネルギーとして使われなかった余分な血糖は
「インスリン」というホルモンの働きで、グリコーゲンに換えられ
肝臓や筋肉に蓄えられます。

でも、糖尿病の場合は、
このインスリンというホルモンの効き目がわるくなったり、
ホルモンが出なくなったりして
血糖を下げることができなくなっているのです。

血糖が高いと、どうなるかって?

血糖が高い状態をイメージするためには、
水に、砂糖を溶かした状態を思い浮かべてください。

もあ~~っと していますよね。

こういう状態のどろどろした血液が体に流れると、
血管が詰まりやすくなります=動脈硬化!!

動脈硬化になると、どうなるかというと・・・

脳梗塞になったり、心筋梗塞になったり・・・

命に直結する合併症にかかるのです。

それだけではありません。

すぐに命は落としませんが、

失明(網膜症)したり、おしっこがだせなくなったり(透析)、足を切らなければならなくなったり・・・
(これを、糖尿病の三大合併症)

と、恐ろしい合併症を引き起こします。。

ですから、
血糖は高い状態が続かない方が良い!!


血糖を高くしないためには、 食事と運動に気を付ける必要があります。

運動の面では、
◎軽く息が上がる程度の軽い運動を15分以上 を 定期的に行う事


食事の面では、
①食事のリズムを整えること(間食してばっかりはダメ!!)
②カロリーを摂り過ぎないこと
③血糖を上げにくい食べ方をすること

などが大切です。

GI値とは、
この③血糖を上げにくい食べ方をするために
必要な知識なんです!



前置きがながくなりましたね。。。。


では、まずGI値の一覧を見てみましょう!!

こちらのサイト
↓↓↓↓
http://club.panasonic.jp/diet/calorie_control/gi/foodlist.html

野菜類は低値
砂糖類、洋菓子類、菓子パン、ジャガイモ料理が高値
になってますね。

ですから、
GI値が低い物を中心に摂るとよいのです


でも、こんなに覚えられないですよね??

ですから、ちょっとしたポイントだけ押さ得ておけば大丈夫ですし、
食べ方によってもGI値は変わってくるものなんです☆


GI値を下げる食品
◎食物繊維・・・こんにゃく、キノコ、野菜、
◎酢
◎乳製品・・・牛乳、チーズ、ヨーグルト
◎大豆製品・・・豆腐、納豆、大豆煮

つまり、消化に時間がかかるものがGI値が低いといえそうですね!

これらの食品を上手に取り入れながら、
バランスのよい食事を取り入れていきましょう☆

GI値が低い食品だからと言って、
野菜や乳製品、大豆製品ばかり食べるというのではいけませんからね!!
これらの食品ばかりをとるのではなく、
「バランスよく食べる」ということが大切ですよ!!





主食で食物繊維を多くとるためのコツは・・・
☆精製されたものよりも、精製されていないものを選ぶことです。
ご飯なら、精白米より胚芽米、玄米を。
パンなら小麦粉だけのものより全粒粉の入ったものを。
コーンフレークなら、普通のものよりも玄米フレークを

といったかんじです☆


みんな好きなものをたべて、好きなことをして生きていきたいですよね。

病気ではない人は予防のために、
糖尿病の人は、合併症予防のために、

●どのくらい食べるか(適量)
●どの組み合わせで食べるか(バランス)
●いつ食べるか(規則正しい食生活)

を取り入れるとよいでしょう☆☆☆




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