9月はブログ更新をサボっていたので・・・
まとめて更新中です!!
先週の土曜日に、あだち健康学研究所の足達淑子先生の
『やる気を引き出す健康支援~行動変容へのアプローチ』
という研修を受けてきました~!
簡単にご紹介します!
栄養相談、
それは、正しい知識を与えればよいというわけではなく、
実際に行動し、生活習慣を変えなければ、
効果はみられません。
習慣が変わる条件は
『知識』~何を行うべきか、その理由はなにか
『意欲』~そうしたいと望む気持ちを持つ
『技術』~どのように行うか
の3つが合わさり、
どのように行動すればよいのかを明確に、具体的にすることが大切です。
栄養相談をするとき
初めての面談が重要。
面接する側(管理栄養士)が相談者に
どのように接するか(質問し、対応してくのか)
チェックポイントを教えてくださいました。
初回面接の流れ
*まずは自己紹介!(必須)
①本人が面接の目的を理解しているか?
②健康状態についての理解・考えを確認
本人が健診結果をどう受け止めているか?将来の健康のリスクを理解しているか?
『血液検査の結果を受けて、どうおもいましたか?』
『主治医の先生からなんといわれましたか?』
③食生活・その他の生活習慣の実際と自覚を確認
『食事について何か気を付けていることはありますか?』
『普段の食事はどうされているのですか?』
④やる気があるか、あらたな取り組みに対する準備性を確認
『この検査結果を受けて、どう思いましたか?』
・改善したい!(やる気のある人)
・改善しなければいけないかもしれないけど、でもなかなかできないし・・・(グレーゾーン)
・遺伝だから無理無理!忙しいし付き合いが多いし!(やる気のない人)
⑤やる気に合わせた対応
・やる気ある人→食・生活で今から改善できそうなことは何か?
・グレーゾーン→積極的になれない理由を確認(何に迷っているのか?)。このままにしておくとどうなるのかお伝えする。現在の状況についてどう思っているのかよく聞く。よい点は褒めて上げる。
・やる気なし→現在の努力・工夫を認める(このくらいでこの効果などの気づきを促す。共感・相手が否定的になったら無理強いしない。他の方法を提案。最低限の事だけ伝える。
⑥目標設定
・できそうな目標はなにか?
・グレーゾーンの人には、あまり念押ししない。まずはやってみてもらう
⑦自信・障害の確認と対策
目標達成のために障害となる場合はどんな時か?またその対処法を一緒に考える
⑧現状維持の場合
・今の生活を変えずにできそうなことを提案(体重測定・ストレッチ)
・危機感ない人には、今後のリスクを説明
・精神面のチェック
一番大切な所は、④の準備性の確認です!
相手がどういう気持ちでいるのか?
どうしたいとおもっているのか?
これを無視したまま話を進めてしまっては、
相手は聞く気をなくします。
コミュニケーションが成り立たなくなります。
これだけはぶれないように、
面接に挑むことが必要です!
今回の研修の中でもロールプレイをやりましたが、
客観的に見てもらうこと、人のカウンセリングを見ることも
とても勉強になることがわかりました。
そして、相談者は十人十色なので、
どんどん経験をつんでいきましょう~!!
一般論を意識しても、
対象者を目の前にするとできなくなるんですよね・・・
カウンセリングは難しい!
今の仕事を始めてから、
美容室での対応や
SHOPの店員さん、
化粧品の店員さん
営業マンの対応に注意するようになりました。
対応してくださる方によって
買おうと思っていたものなのに買うのをやめたり、
買うつもりがないのに買ってしまったり・・・
人に対する対応は難しいと感じています。
でも、栄養相談にしても、それ以外の方にしても
相手の事を考えて、
相手の困っていることについて力になりたい!!
という気持ちが大切だと思います!!
最近上手くできないことが続いていますが、
頑張りま~す
今回の講師である
足達淑子先生 のHPです!
興味のある方はご覧くださいませ~