ひんやりとした空気が心地い

風邪をひかないように気をつけなきゃ

昨日は、すっきりとした秋晴れだったので、
近くまでサイクリングへ。
うちから11㎞先のびわ湖博物館まで~!
往復なので 22㎞
時速16㎞とすると、
消費カロリーは、往復約600kcal。
コンビニおにぎり4個弱分を消費しました~!
私的には、いわゆる激チャリだったので、
へとへとです・・・
でも、爽快でした~!
さて、今日のテーマは ナトリウム(Na)。
ナトリウムは、身体の細胞外に多く含まれる電解質の一種。
細胞内に多く含まれるカリウム(K)とバランスを保っている元素です。
ナトリウムという言葉は時に耳にする言葉だとは思いますが、
どこで見たことがあるのでしょうか~?
世の中でメジャーなナトリウムの存在場所は・・・
塩化ナトリウム=食塩
です。
食品の裏には、このように栄養成分表示があります。
ここを見れば、ナトリウムがどれだけ入っているかわかるのです。
このナトリウムの値に2.54をかけて1000でわると、
食品に入っている食塩の量がわかります。
つまり、
食塩(g)=ナトリウム(㎎)×2.54×1/1000
です !
身体のことを考えると、塩分の摂り過ぎは、高血圧の原因になるので
なるべく塩分は控えめで!!
現在の日本人の塩分摂取量は11~12g程度。
しかし、日本人の塩分摂取量の目標は
男性10g 女性8g。
高血圧の方へは1日6g未満 を進めているんです
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/kouketuatu/meal.html
塩分の摂り過ぎには要注意!という記事は、以前も記事にしたことがあるので、
今日は、ナトリウムの摂取が不足した場合について、
つまり、低ナトリウム血症
について書きます
低ナトリウム血症とは、血漿ナトリウム濃度が136Eq/L.
最近、こんなことがありました。
腎機能を示すクレアチニンが5.64と腎不全の状態。
これが何を示しているかというと、腎機能がかなり悪い状態なんです。
あと少し腎臓の機能が悪化すると、透析になってしまう・・・
という状態です。
このような腎不全の状態の方は、
塩分を極力控えて、タンパク質(肉、魚、卵、乳製品、大豆製品・・・)も通常の2/3程度に控えると医師からの指示が出ることが多いです。
しかし、この方は、
がで低ナトリウム血症の状態になっている方。
この方の血液検査は、血漿ナトリウム値116mEq/Lと『ナトリウム』の値が低くなっておりました。
ですから、
主治医の先生から、『塩分をたくさん摂るように』との指示があったのです。
今の倍くらいでもよいくらいだ、と。(その当時は6g制限、つまり1日12g必要?!)
確かに、ナトリウムが低くなっているので、ナトリウムを補給する必要があると思います。
しかし、ナトリウム値が低下しているときは、どの程度食塩を摂取すればよいのか・・・
医師は、今の倍はとっても良い、と言っているが
はたして、腎機能がわるいこの方に、どこまで塩分の摂取を進めればよいのでしょうか。。。
自分の中で、どうすればよいのか、困ってしまったのです。
では、低ナトリウム血症とはどのような時にみられるのでしょうか?
◎嘔吐、下痢
◎利尿剤の投与
◎消化管からの消失
◎熱傷、膵炎
◎発汗後に、水分のみ大量補給
◎脂肪などの増加により見かけ上低下してみえる
この方は、何日か嘔吐したとの訴えがありました。
もしかしたら、嘔吐が原因かもしれません。
腎臓での尿を出す作用が低下して、体のなかの水分量が多くなり、
血漿ナトリウム濃度が低く見えているのかもしれません。
利尿剤のより、尿としてナトリウムが多く排泄されているのかもしれません。
いずれにせよ、理由はわかりませんでした。
血漿ナトリウムの濃度が低下するとこのような症状がみられます。
↓↓↓
血清ナトリウム濃度 | 症状 |
---|---|
130mEq/l以上 | 一般的には無症状 |
120~130mEq/l | 軽度の虚脱感や疲労感が出現 |
110~120mEq/l | 精神錯乱、頭痛、悪心、食思不振 |
110mEq/l以下 | 痙攣、昏睡 |
とおっしゃっていたので、もしかしたら低ナトリウム血症が原因だったのかもしれません。
むくみは見られなかったのですが、
もしかしたら水分摂取量が多く、腎不全により血漿ナトリウム濃度が低下したのかもしれません。
いずれにせよ、やはり原因を追究し、それに沿った対処をしなければなりません。
ナトリウム濃度が低いということは、確かに食事からの塩分摂取が必要ですが、
体内にナトリウムを保持しやすい形、つまり点滴による補給の方が有効な場合も多いかもしれません。
この件については、主治医の先生に従った方がよいと思います!
つまり、今後ナトリウム濃度が低下している方を見つけたときは、
◎嘔吐、下痢、熱傷、利尿剤、むくみ、脱水症状、大量の発汗、腎疾患
がないかどうか?
を確認したうえで、再度医師の意見、指示を促すのが良いのではないでしょうか。
『かもしれません』という表現が多くて大変申し訳ないのですが、
この件に関しては、私自身
わからないので、
もっと勉強が必要です。。。



昨日サイクリングした目的地の近くにあった『道の駅 草津』でこんなかぼちゃを購入しました~!
『バターナッツ』という品種のかぼちゃです!

普通のかぼちゃに比べたら、粘質でなめらかな味わい
だそうです!
まだ食べていないので、食べるのがたのしみです☆
