昨日は、歯医者様による勉強会。
途中参加だったのできちんと話は聞けませんでした。。。
でも知らなかったことはいくつかありましたので、ご紹介いたします
入れ歯について!
●入れ歯はどんどん合わなくなるもの。
すると口の中のフィット感がなくなり、食べにくくなって、入れ歯をやめてしまう・・・
すると、どんどん口から入る栄養が少なくなり、低栄養・・・。
栄養状態が悪くなると、免疫力低下など、ADLも低くなってしまいますよね。
入れ歯は昔はすごく高価なものだったらしく、昔は20~50万とかしたらしいのですが、
介護保険の適応などがあれば1~2万円で作れるそうです!!
入れ歯を作るのを渋っている人は、まずは訪問歯科へご相談されるとよいでしょう
●入れ歯の方は、青菜の野菜(ホウレンソウ、青梗菜、小松菜・・・)は、噛み切りにくく食べにくいそうです。
また、硬いもの、弾力のあるものを食べると、
入れ歯が二つに割れてしまうらしいです!!
たとえば、パンの耳をたべて入れ歯が割れた!
という方は結構いらっしゃるそうです。
口の中にいれると、くねる様子を思い浮かべてください。
入れ歯はくねる力に弱い!
だから
パンを食べる時は耳を切って食べたり、
牛乳に浸して柔らかくしてから食べたりすることを
おすすめしているそうです!
また、イカも食べにくい食材だそうです。
これはイメージしやすいですよね!
●液体歯磨きについて。
これは、自分の歯の場合にもあてはまるのですが、
液体歯磨きは、口腔内の爽快感や口臭の予防を目的としているものがほとんど。
液体歯磨きは歯ブラシの代わりにはなりません!!!
キホンは歯ブラシで歯を磨くこと!
特に歯茎と歯の境目をしっかりと。
ご高齢の方は、歯茎と歯の境目を磨く習慣がない方が多く、
歯のみをブラッシングすればよいと思っている方が多いので
注意してみるとよいそうです!
●入れ歯安定剤について
入れ歯安定剤とは、一日毎に新しく付け替えるのが基本。
でも、そうはせず、何日かそのままになっているケースが多いようです。
介護者がいなかったり、本人様の体が不自由だったりすると
なかなか管理が行き届いていない・・・
それが現状のようです。
ですから、入れ歯安定剤の使用は、歯医者様は基本的にはおすすめしていないようです。
入れ歯はしたことがないし身近にはいないので、『なるほど』の連続でした。
でも、高齢者にとって、入れ歯は身近な問題ですよね。
口腔ケアをするだけで、QOLはかなり上げることができるとおっしゃっていましたし、
『食べる事だけがたのしみで・・・』とおっしゃるご高齢者が多いことから考えても
とても重要なことだと思います。
歯は抜けてしまってはどうすることもできません。
今のうちから、歯磨きは丁寧に!!!
ぜひとも気を付けていただきたいと思います!
私自身も!!