初☆栄養セミナーを実施させていただきました。
対象は、訪問看護ステーションの看護師13名。
訪問看護の仕事も十分に理解できていない私がうまくお伝えすることができるのだろうか・・・???
不安たっぷりで挑んだセミナ―でしたが、思ったよりも聞いてもらうことができてよかったです☆
これも、ご指導してくださった先輩のおかげです
ありがとうございました
簡単にご報告。
テーマ
『糖尿病と糖尿病性腎症の食事療養とは?!』
まずは糖尿病についてのお話し。
糖尿病とは、血液中の糖質(血糖)が高い状態が続く状態をいいます。
糖尿病は症状が分かりにくい病気です。
2型の場合、特に生活習慣が大きく影響をしていますが、自覚症状が特に現れないため
糖尿病と診断されても生活習慣を変えずに10、20、30・・・年と年数を重ねます。
血糖が高いと、血管をボロボロにし、体の細部に影響がおよびます。(合併症)
糖尿病の合併症には代表的なものが3つあります。
それは
『し・め・じ』
し・・・神経障害
め・・・目=網膜症
じ・・・腎臓(糖尿病性腎症)
神経障害になり、足を腐敗させてしまったら、足を切らなければなりません。
網膜症になったら、失明してしまいます。
腎症になったら、おしっこが出なくなります。よって透析を余儀なくされます。今や透析患者は約29万人。今や糖尿病性腎症から透析になる人が半数を示しています。
どれもADLが大きく低下。
ご本人様も、ご家族様も、介護される方も、
とても大変になります。
こうなる前に、何とかしたい!!
これが医療、介護者の想いだと思ます。
では、糖尿病を進行させないためにはどうすればよいのでしょうか?
方法は3つ。
運動療法、薬物療法、食事療法です。
運動療法は、消費エネルギーを増やして、中性脂肪を減らすことができる!
中性脂肪は、それ自体がインスリン抵抗性を示すので、中性脂肪を減らすことは効果大!!
*インスリンとは、血糖を下げる唯一のホルモン。
糖尿病の人は、インスリンの分泌が少なくなっているタイプと
インスリンの効きが悪くなっているタイプがあります。
後者が『インスリン抵抗性』
軽く息が上がり、会話ができる程度(ウォーキング、ランニング、サイクリング・・・)を
最低20分続けることが必要です。
しかし、高齢者、心疾患を持っている人、など
運動療法を行うにあたっては、注意が必要!
かかりつけ医にきいてみると良いでしょう!
http://www.dm-net.co.jp/seminar/03_1/
薬物療法は、経口降下薬、インスリン療法があります。
その方のインスリン分泌能力、インスリン抵抗性に応じて、
また、必要エネルギーに見合った服薬管理が必要。
このあたりは薬剤師さん、看護師さんにお任せ(><)
(私ももっと勉強しなきゃいけない分野です)
そして、
食事療法!
これが私の専門
ということで、次のブログでは食事療法についてご説明いたします!!