夏競馬真っ盛りではありますが、今週の地方競馬はすっごいよ~♪
7月8日(火曜日) 第33回 栄冠賞 (ホッカイドウ競馬)
日本で一番早い2歳重賞がホッカイドウ競馬の栄冠賞
\_( ・_・)ハイ ココテストニデマスヨー
今年もこの季節がやってきました
この日は栄冠賞の前のレースのアルカセット賞 も2歳オープンのレース
栄冠賞1~3着馬、アルカセット賞1着馬には7月26日に函館で行われるラベンダー賞への優先出走権が与えられます(正確にはホッカイドウ競馬から推薦を受けてはじめてラベンダー賞への出走が可能になるんですけどね(^^;;)
中央競馬の北海道シリーズといえば「ホッカイドウ競馬所属馬の2歳戦挑戦」
昨年はハートオブクイーンがラベンダー賞・函館2歳Sを連勝してその後中央に転厩し桜花賞では人気薄ながらも4着大健闘とホッカイドウ競馬デビュー馬のレベルの高さはもはや周知の事実!!!(←言いすぎ?)
南関東に限らず他の地方競馬でも「ホッカイドウ競馬デビュー馬」が大活躍!!!
昨年の南関東3冠のうち2冠は「ホッカイドウ競馬デビュー馬」(トップサバトン・アンパサンド)
その南関東3冠最終戦にして3歳最強ダート馬決定戦(交流GⅠ)が栄冠賞の次の日に大井競馬場で行われます
7月9日(水曜日) 第10回 ジャパンダートダービー
(東京シティ競馬)
ホッカイドウ競馬デビュー馬ディラクエが羽田盃・東京ダービーのリベンジとばかりに最後の1冠を狙う・・・はずだったんですけど、まさかの回避で今年はホッカイドウ競馬デビュー馬はナシ!!!
・・・かと思いきやいるんですね~ホッカイドウ競馬デビュー馬が
モエレラッキー(大井)・ミトノコウモンダ(佐賀)・モエレハナオー(岩手)
ディラクエのインパクトがあまりにも強烈なので、ディラクエ以外には目がいかないかもしれませんが何の何の!しっかり「ホッカイドウ競馬デビュー馬」はいますよ~
そんなわけで、火曜日は明日のスターを発掘し、水曜日は3歳ダート頂上決戦で楽しむなんていうのはいかがでしょう
と、いうわけでJDDの傾向分析をしま~す
で、今回は少々普段とは趣をかえてラップ分析なんぞをやってみようかと思います
◎過去5年のJDDラップタイム分析
年 | 馬場 | 200 | 400 | 600 | 800 | 1000 | 1200 | 1400 | 1600 | 1800 | 2000 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2003 | 重 | 12.0 | 10.8 | 13.0 | 13.2 | 12.9 | 12.7 | 12.8 | 13.0 | 12.3 | 12.2 |
2004 | 良 | 12.2 | 11.4 | 12.1 | 12.7 | 12.7 | 12.5 | 13.1 | 13.6 | 12.0 | 12.2 |
2005 | 良 | 12.2 | 11.4 | 12.1 | 12.7 | 12.7 | 12.5 | 13.1 | 13.6 | 12.0 | 12.2 |
2006 | 良 | 12.3 | 11.5 | 11.9 | 13.2 | 12.6 | 12.2 | 12.5 | 13.3 | 12.8 | 13.8 |
2007 | 不良 | 12.2 | 11.1 | 11.4 | 12.6 | 12.7 | 12.5 | 12.7 | 12.9 | 12.0 | 12.8 |
基本は上がり重視という考えでいいと思います
最初の400mまでで先行争いが落ち着いて、あとは最後の直線での瞬発力勝負に向けてどれだけスタミナ温存できるかが非常に大事でしょう
ただ、昨年は不良馬場とはいえフリオーソが逃げて、13秒台のラップが1つもなくて2.02.9で勝ってしかも上がりも37.7秒と能力は相当高かったと言っていいでしょう
◎上がり3F上位3位のタイムとそのときの着順
年 | 上がり3F | 上がり1位 | 上がり2位 | 上がり3位 |
---|---|---|---|---|
2003 | 38.2 | 37.6 (1) | 38.0 (2) | 38.4 (3) |
2004 | 37.8 | 37.3 (1) | 37.5 (5) | 38.1 (2・3) |
2005 | 37.9 | 37.8 (1) | 38.2 (4) | 38.4 (3) |
2006 | 39.9 | 38.7 (5) | 38.9 (4) | 39.0 (8) |
2007 | 37.7 | 37.7 (1) | 37.9 (2) | 38.5 (3) |
※上がりタイムの横のカッコ書きはその馬の着順をあらわしています
前の項目で「基本は上がり重視」と書いたのを裏付けるデータです
上がりが上位はきちんと上位着順に入っています
2006年は最後の3Fが前3年に比べて遅かったので、こうゆう展開なら前目で上がりの時計がなくても十分馬券圏内には残るでしょう
2006年は例外と考えても37秒台の上がりがなければ勝負するのは厳しいでしょう
◎上位3頭の位置取り
年 | 頭数 | 1着 | 2着 | 3着 |
---|---|---|---|---|
2003 | 13 | 1-1-1-1 | 2-2-2-2 | 6-5-5-4 |
2004 | 14 | 6-6-6-6 | 4-4-4-3 | 5-5-5-4 |
2005 | 14 | 5-4-3-1 | 3-3-4-3 | 8-7-8-8 |
2006 | 14 | 3-3-3-3 | 2-2-2-2 | 7-6-6-5 |
2007 | 16 | 2-2-1-1 | 7-7-3-3 | 8-8-5-4 |
「大井=後ろ差しが届く」というイメージだったんですけど、よ~く見てみると「意外と後方からは届きにくい」んですよね~
極端な後方待機策は大井では通用しないということでしょう
先行・中団からのレースができる馬を狙うのがよさそうです
結論!!!
「先行・中団待機」で「上がりの時計ある馬」を狙え!!!
意外と「セオリー」通りの結論に至ってしまいましたが、地方競馬とはいえ「基本的なセオリー」は中央とはあまり変わらないので、変に勘ぐったりせずに「いつも通り」の予想をしていくのがいいと思います