山ごもり3日目~入浴介助で汗倍増(通常比30%増(笑)) | 道産子 馬なり日記

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「競馬を中心に、北海道にちょっとだけこだわったゆるゆる日記です」
なんて言っていましたが、今じゃ完全に「競馬」と「ボウリング」ブログです(;^_^A

不定期発行でお馴染み(?)の
「ホームヘルパー実習奮闘記」でございます

前回までのお話

利用者さんとのコミュニケーション、施設の専用車に乗っての利用者さんの送り迎え等「イッパイイッパイ」になりながらも何とか全4日のうちの2日間を終え、いよいよ3日目後半戦突入となり、本日のメインイベントは「入浴介助」と相成ったのであります


お話はその3日目からになります・・・











本日3日目のメインは何と言っても


「入浴介助」


です



前日に施設の職員さんから「明日、○○さん(←ワタクシのことです)入浴介助やりますから~」と「予告先発」を受け、しっかりブルペンで肩をあたため・・・





















って、そんなことはなく、ただ「入浴介助の準備(※)」をしただけで登板当日を迎えたのであります



※入浴介助の準備
って、なんかすごい準備をしそうな感じで書いていますけど、何のことはない「Tシャツとハーフパンツ、それと入浴介助が終わったあとの着替え用の下着」を準備しただけですから・・・(;´▽`A``



いつものように朝、利用者さんが施設の専用車で到着して、お出迎えとホールでのコミュニケーションをしておりました

さすがに3日目となると、もう手馴れたもんです<( ̄- ̄)> エッヘン!

















・・・って言いたいところなんですが、何かしら「大丈夫かなぁ~」って思っておりました(;´Д`A ```




今日のワタクシは利用者さんとの話もそこそこに、心はもう「入浴介助」へと飛んでいたのでありました(;´▽`A``


そんなこんなで、利用者さんの健康チェック(※※)も終わり、いよいよ入浴介助の実戦と相成ったのであります



※※健康チェックとは・・・

利用者さんは施設に来ると、必ず体温や血圧チェックを行います

その状況によって、入浴を予定している利用者さんが入浴できなかったりとかすることもあります



職員さんに呼ばれ、ワタクシは大浴場へと移動し、入浴介助のやりかたの説明を受けたのであります


ちなみに大浴場は洗い場が5箇所と広めの浴槽(しかもジャグジー付きの浴槽!)があり、ちょっとした日帰り温泉のミニチュア版だと思っていただければイメージがわくと思います(´~`ヾ)


ジャグジー付きの浴槽だなんて、実習で来てなかったら速攻で裸になって風呂に入りたい!だなんてこれっぽっちも思ってもいませんでしたよ(笑)



で、肝心の入浴介助のやりかたは・・・


1.利用者さんが座る洗い場のイスにお湯をかける

(イスに座ったときに冷たくてビックリしないように)


2.利用者さんにかけ湯をかける

(湯当たりしないため)


3.利用者さんの髪を洗う


4.利用者さんの背中を洗う


5.前側(陰部等)は利用者さん本人に洗ってもらう


6.頭・体を洗い終えたらお風呂に入っていただく

(このとき、床面にシャンプーや石鹸の泡が残って利用者さんが転倒するのを防ぐために床面にお湯を流して泡を洗い流す)


7.利用者さんが上がる前にお風呂のお湯の温度より若干高めのかけ湯を準備し、利用者さんが上がってきたらかけ湯をかける


8.入浴終了

(利用者さんが上がることを脱衣所にいる職員さんに伝えて利用者さんを引き渡す)


とまぁ~こんな感じです

入浴介助と言っても「最初から最後まで何でもする」のではなく、「できない部分はお手伝いするけど、できる部分は利用者さん自身にやってもらう」というのが基本です



とは言うものの、説明は受けたものの実際にやってみると・・・




「力加減が難しい!!!」






あまり強くやりすぎると痛いだろうし、かと言ってゆるくやると洗った感じがしないだろうし・・・

自分で髪や体を洗う感覚とは違うので大苦戦!

洗いながら利用者さんには「力加減はこのくらいでよろしいですか?」って聞くと「大丈夫大丈夫!」って言ってくれる利用者さんなら加減がわかるんですけど、「うん、うん」と相づち打つ利用者さんだと、「ちょうどいいのか、もっと強くしたらよいのか」の判断に迷いました



そんなこんなで悪戦苦闘しつつも何人かの利用者さんの入浴介助を行い、ある利用者さんの頭を洗い終えたときのこと・・・












「あ゛~~~~~~っ!!!」



という職員さんの声


何事かと思ったとき、職員さんがワタクシに一言・・・


















(職員さん)「補聴器・・・つけたまんま頭洗っちゃった?」




(゜〇゜;)なぬ?????






そうです、ワタクシ何を思ったのか、大浴場に入ってきた利用者さんの補聴器に気がつかないまま頭を洗い、補聴器を濡らしてしまったのです!!!



え~補聴器というのは、「耳の聞こえが悪い人が小さい声とかが聞こえるように耳につけるもの」であります

←これが補聴器♪

で、この補聴器、基本的には・・・「水に濡れると使い物になりません!!!」



ワタクシ、一瞬にして顔面蒼白になり「あぁぁ~弁償だぁ~( p_q)」と思ったのも束の間、職員さんが補聴器を外し、脱衣所にいる別の職員さんに渡して

「とりあえず、ドライヤーで乾かしてみて!」

とのこと


「えっ!ドライヤーで乾かせば大丈夫なの?」


なんて、考える余裕などワタクシには全くなく、職員さんから「とりあえず、入浴介助続けて」と言われ、不安感倍増のまま入浴介助を行い、5~6人の入浴介助を終わった時に職員さんから

「○○さん(←ワタクシのことです)、じゃあ、入浴介助はこれで終わりということで・・・」

ということで、程なく終了の運びとなったのであります



とは言っても、先程の濡れた補聴器がひじょ~に気になり、職員さんに

「すいません<(_ _)> 補聴器に気がつかなくて・・・」とものすごくちっちゃくなりながら職員さんに話をすると


「いやいや、気がつかなかった俺(職員さん)が悪いんだけど、結構、利用者さんは補聴器とかつけっぱなしで入浴することがあるんだよね~」


(ワタクシの気持ち)うんうん、そうだよな~


「メガネもかけっぱなしで大浴場に入ってきて、メガネかけてること忘れて顔を洗ったりとかすることもあるんだ~」


(ワタクシの気持ち)えっ!そうなの?


「で、補聴器はとりあえずドライヤーで乾かして、さっき聞こえ方を聞いてみたら大丈夫だったみたいだから、入浴介助に入る前には利用者さんの身につけているモノとかには十分注意してね」


と、いうわけで、濡れた補聴器は何とか大丈夫とのことでした~ C=(^◇^ ; ホッ!


補聴器を濡らしてしまってからは、ワタクシかなり萎縮してしまいましたが、そのへんは百戦錬磨の職員さん、冷静でした

ワタクシの動揺なんぞ「想定内」とばかりに、フォローをしていただき何とか無事に入浴介助は終了したのでありました



でもね



さすがに、補聴器濡らしてしまったときは、焦りましたよぉ~

風呂場の暑さで汗だくになっていた上に「冷や汗」も加わり発汗倍増(;´Д`A ```


入浴介助が終わってから、「個人で使用する浴室が空いてるから、そこでシャワー浴びて汗流しておいで」という職員さんのお言葉


ま~さっぱりしましたよ~(⌒~⌒)


ちなみに・・・

入浴介助は午前中に行うんです

・・・と、いうことは













午後も当然、レクリエーション等があるわけでして、この入浴介助だけで「今日一日終わった~」って思ってる場合じゃなかったんです(゜◇゜)~ガーン



いや、だって、この入浴介助

「結構体力使うんですよぉ~」

湿度の高い大浴場に長時間(小一時間以上)いるわけですから・・・


あえて言うなら













ぬるめのミストサウナに長時間入っている

って言えばいいんでしょうか・・・(この表現、多分違うと思いますが・・・)



当然のことながら、この日は家に戻ると速攻で「ありがた~く」なり爆睡しました (〃´`)~o○◯・・・



そんなこんなで、3日目のメインイベントである入浴介助も終わり、いよいよワタクシの実習も残り1日となりました


さてさて、最後の日はどうなることやら・・・











もう、言わなくてもわかりますよね?













次回につづく


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