今月から私の部署に一人女性が異動で来ました。


昨年一人定年まで後一年という大先輩が異動で出て。


部署に女性は私だけでした。

しかも最年少😅。


四十代ゼロ。でした。


でもこれはこれで気を使わなくて居心地良く。


まぁ仕事量は増えたけど、自分のスケジュールで回せるのでちょうどよく。良かったのです。


でも、今回異動で一人女性が来られると言う知らせ。


嬉しいような、悲しいと言うかなんというか、不安というか複雑な気持ちでもあり。。、


いろんな人にどんな人ですか?と事前にリサーチ😅。


でも、みんないい人だよ、心配いらない。

仕事がよくできると言う前評判!


おっこれは良かったと一安心。

とは言え、実際会うまではやはり不安でした。


相性ってあるし。。。


それにすごい仕事ができるとしたら、私の生半可な仕事ぶりを酷評されるかもしれない、と言う不安も😭


でも、蓋を開けたらそんな不安はどこかへ飛んでゆきました。


私より歳はひとまわり上ですが、とても若く、明るく、そして頭が低く、また勉強家!


聞いてみたら、派遣社員から入って、パート社員、契約社員、正社員と上がってきたそう。


私みたいに新卒で入ってずるずるとは違います。。。


社員も四十代で新入社員と同じ賃金から始めて、二つ上がって今私と同じランクに。


すごい。。。


そして、経験も豊富。。。


30代と二十代の二人の息子さんがいて、離婚経験もあり😂。

自分の力で下の息子さんの大学も出して、その後の専門学校まで出したそう。


偉いなぁ。。。のひとことです。


そのおかげもあって、息子さんは今でもお母さん思い。

今でも一緒にお買い物に行くほど仲が良いそうです。


やっぱりお母さんの背中見てるんですね。



社員になったと言っても、新入社員と同じ賃金からスタートしたわけで。。。

とてもじゃないけど納得のいくものではなかったと思います。

それでもやはり実力を買われて、当時からリーダーをやらされていたそう。

私だったら、この給料でそんな責任を押しつけられるなんて!と怒ったかもしれません。


でも、その先輩はそこで努力をし続けた。踏ん張った。

だから、今がある。あの時があるから今こうしてこの歳になって本社に異動になったのだと思うとおっしゃって。

すごいなぁと感嘆の毎日です。


仕事もバンバン振ってください!と言ってくれて。


手伝ってもらってますが、丁寧で、早くて素晴らしい。。。


勉強になります。



今日はボスが気を遣ってくれて、私と先輩をランチに連れて行ってくれました。


場所はお任せしたのですが、

ちょっと有名な焼き肉屋さんでテンション上がり!笑。




先輩が、スイーツも季節限定にグレードアップしちゃいます!と言ってくれたので、私も便乗😅。


美味しいお料理をご馳走してもらいました。


先輩、ボスありがとうございます。


申し訳ないなぁと思いつつ、いや私いつもこの役員のボスの秘書役やってるんだからたまにはいいこともないと!と思ってしまう可愛くない私ですが笑。


ご馳走様でした。



昔から、苦労は買ってでもせよとはよくいいます。


離婚がオススメというわけでもないし、パートから始めるのがよし、と言うことでもないのだけれど。


下積み時代がある人は強い気がします。



うちの夫は、試験というものに落ちたことがないようで。


いや、正確にいうと、実際はあるようですが、第一志望となると別の力を発揮するのか?、ずっと現役の人生を送っています。。、私の知る限りですが。。、

まぁ、それだけきちんと抜け目なく準備ができる人ってことなんだと思うのですが。。。

かくいう私は、お恥ずかしながら大学、第一志望に落ちてそこに拘り続け、浪人しています。。。


それを夫にはいつもありえないと言われます。。。


浪人することになんのメリットもない。と一刀両断です。。、


そりゃ、現役でずっと合格していたら、両親だって金銭的な負担も少なく済んだし、何より私も一年早く東京での大学生活を満喫できたわけで、良いことばかりだったのかもしれません。


でも、負け惜しみじゃないけど、あの時なんの保証もなく無職で?!テキストと一から向き合った一年間は一生に一度しかなく。

今でも冬になると思い出します。

しんしんと降り積もる雪を窓から眺めながら、絶対に東京で大学生活を送ることを夢見て机に向かった日々を。あの突き刺すような北国の冬の風を頬で感じながら。


だからと言って、子供たちに浪人してほしいと思っているわけではないのですが。


その人その人にそれぞれ必要な挫折というか、経験というか、そういうものが与えられているような気がして。


それをマイナスのままにしてしまうか、それを何倍もの価値に変えられるのかは、本当にその人次第だと。


奇しくも自分にそっくりな息子を見ながら戒める毎日。


先輩を見ていて改めて思い直している今日この頃です。