どうもこんにちは(・∀・)帰省中のおすすめっ子です。
今回は北海道の暮らしにまつわる小ネタです。
我が地元旭川は、
先日ドカ雪に見舞われてまして、
一昨日は、朝起きたら、車も道路も全部埋まってました。
積雪50センチ前後の、
とんでもねえ量の雪が朝方の数時間のうちに降りまして、
交通機関もマヒ状態… (゚_゚i)
そんな中、実家の除雪作業で使ったのがコレだっ!

「かんじき」(現代版)です(°∀°)b
「かんじき」といえば、ワラを編んで作ったものが頭に浮かびます。
が、
ホームセンターでコレが普通に売られてました。
(ちなみに北海道ではホームセンターといえばホーマック)
うちの親が去年から除雪の際に使い始めたそうで、
検索してみたところ、これは
「プラスチックかんじき 雪っこちゃん」という商品でした。
かわいい名前(≡^∇^≡)

ゴムのストラップで
長靴とかんじきをしっかりと固定できるようになってます。
この日は実家の除雪作業で、
雪を捨てる裏の空き地(夏は家庭菜園)に行くまでの
「道を作る」ために、かんじきを装着し作業開始!
長靴のままで深さ50センチの新雪(ふかふか)に挑むと
最初の一歩からがっつり埋まって、出られなくなります。
「かんじき」だとやはり体重のかかり方が分散されるらしく、
埋まるというよりは「踏み固める」感じになって歩き進むことができます。
とはいえ、一歩あたり30センチ程度の深さは踏み込むので
もちろんスキーウエア的なものを上下着てないと雪まみれ σ(^_^;)
そうやって一歩ずつ踏み固めて作った「道」が出来たら、
スノーダンプで住宅の周囲に積もった雪を裏まで運びます。
大人ふたりで作業して2時間かかりました… σ(^_^;)
「道」の造成は30分程度ですかね。
「道」は適当にやっても出来ますが、
どうしても中央が高く、両端が低く出来てしまうので、
雪運びの段階のスムーズな動きを妨げるため、
両端には新雪を持ってきてばらまいて、さらに踏む。
という感じでやっていくと使いやすい道になります。
何気にクリエイティブ(笑)(°∀°)b
歩きづらいだろうと思っていた「かんじき」ですが、
軽いし、多少の弾力性もあるので、
案外思い通りに歩けました。けっこう楽しかったです(^O^)
しかし、
雪かき中の、
「黙々とやらないと終わらないし、寒い」
という感覚は人間の作業効率を高めるというか、
雪国の人が、
辛抱強い、淡々としていて動じない
的な評価をされることがあるのは、
この「雪との格闘」から培われるんだろうなー…
と思います。なにせ子供の頃からやってますからなあ。
雪は音を吸収するので
楽しくおしゃべりしながら作業するってなこともないし。
今日も隣のお宅では屋根雪下ろしをやってます(°∀°)b