久しぶりにクローネンバーグ監督の『ザ・フライ』を観ました。
改めて見返すと人間が人間でないものに変化していく恐怖、クローネンバーグ映画のテーマがひしひし伝わって来ます。物体転送装置、テレポッドが今風にアレンジされてるとは言え、なかなかのスチームパンクと言うかアナログっぽさもありたまりません。
薄暗い研究室の中、最近のパソコンには無いビープ音混じりのディスプレイに粒子結合していく画面だけが浮かび上がる演出にはハアハアです。
ハエのDNAが結合されて変化していくブランドル博士、リメイク前のハエ男とは全然違うイメージ、クローネンバーグ監督も良い笑顔ですな。
しかも前作みたいにすぐに変化せず日に日に身体が変わっていく心理描写も良いですねー。
最近はオペラにもなってるこの作品。
観てみたいなあ。
まずは続編を観てご満悦せねば。
ああ、ワクワク。
ちなみに一番好きなハエ男はコレですけど🤣💦
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