なかなか日本としていい取り組みに出会いました。
日本和装ホールディングス株式会社(東京都千代田区)は、同社および同社子会社、株式会社はかた匠工芸が企画した男きもの専門店「SAMURAI」の2号店を、2014年4月30日、京都祇園にオープンするという。
男のきもの専門店ってものが誕生していた。しかも、samuraiという名のお店。かっこいいじゃないですか。
同社は25年にわたり、無料きもの着付教室を運営し、女性のきもの需要の下支えをすると同時に、きもの、帯の販売仲介を行なってきた。最近では、右肩下がりだったきもの市場も、2013年には回復のきざしが見えてきたと言われている。
「和食」が世界遺産になったり、6年後の東京オリンピックを控え「『日本的なもの』の代表のひとつである『きもの』を女性だけでなく男性にももっと着てほしい。そしてカップルできものを着て、女性のきもの需要にも、さらなるインパクトを与え、市場の回復に貢献する。」という戦略で企画されたのが、この男きもの専門店「SAMURAI」だという。日本人としては、やはりもっとこういう文化を守っていかなければならないとは思うし少しづつでも古き、良き日本みたいな風潮が増えてくればいいのにと思いますよね。
そのため、販売価格は原価、経費を積み上げて決定するのではなく、まず購入し、そして街で着てもらえることを主眼に設定。特に、はかた匠工芸が製造を行なう「KATANA」シリーズは、きもの、羽織、帯、長襦袢、裏地(胴裏・肩裏)をオールシルク(正絹)で揃え、すべての仕立てを含めて14万7千円(数量限定/税別)という価格だ。銀座本店にはこの「KATANA」シリーズを見たいと多くの利用者が訪れているという。
http://www.noelspaperie.com/wp-login.php