震災から2週間
震災から2週間がたちました
必死で情報を探していた日々も
少し落ち着いてきました
最近は新聞にも安否情報が
出始めてきていて
ある程度把握出来てきました
おとうさんの実家である
石巻市は石巻の更に海側で
川も近いのでほぼ、津波で
町、集落が飲み込まれました
お向かいさん、お隣さんもダメでした
奇跡的に助かった人が数名います
いくら津波とは言え
2階まで避難していれば大丈夫だろうと
誰もが思ったんだと思います
しかし一時的に避難した小学校も
2階建てで2回まで津波による
瓦礫などが覆いかぶさった惨状の
写真がありました
国土地理院が提供している
航空写真を見ると
どこまでが川で何処までが陸地だったのか
確認するのも難しい
おとうさんは…生まれ育った土地と
幼馴染を同時に失った
その深い心の傷は計り知れない
自分だと思うと…
いや、まったく想像できない
考えられない
…でもおとうさんは
悲痛な表情を見せないようにしている
早く「宮城」へ行きたいだろう!
でも、今はガソリンもまだ不安だし
通れる所も限られている
自分達の食料や宿も確保しつつ
行くのはとても大変だ…というか難しい
親戚にだけ…物資を渡すというのも
他の避難している方のことも考えるとなかなか出来ない
車で行って…何か踏んでパンクして
動けなくなりました…じゃ
邪魔になるだけ
被災者に物資を届けに行って
自分達が被災者になりその数を増やしても
意味が無いし迷惑だ
今すぐにでも
行きたい気持ちを抑えて
いま、やれることをやるしかない
これが父親というものなのかな?
ウチの親父は闘病で俺にその生き様を見せた気がする
おとうさんとは別の形だが
父親ってこうあるべきなんだろう…と
俺に果たしてできるだろうか?
がんばってその背中に近づけるように
なりたいものだ
…で
暗い話ばかりしても
今自分にやれることしか出来ないので
いつも癒してくれる
おとうさんにしたらかわいい孫!
しらねー間に
前回り出来るようになってました(笑)


グイン!グイン!回ってます(笑)
うまく写真に取れなかった( ̄□ ̄;)