ドリーグランパ癌闘病記改め⇒母:アルツハイマー型認知症日記 -64ページ目

大震災後…被災地石巻市へ⑥

しばらくはあまりテンションのあがらなかった日々
色々考える事がありました



月もかわって、今月は6/16に
宮城県の松山で『合同慰霊祭』が行われる



そこにおとうさん、おかあさん、嫁は参加する
俺はのんとお留守番かな



遺体がまだ見つからない方も大勢居る
遺体が見つかっても、葬儀がきちんと出来ていない
なんとか火葬だけはできたかな…という感じ
不憫でならない



町が復興していない…というか
なんも無くなってるので
どうしようも無い…。
わかってはいるものの、やりきれない



こないだおとうさんの兄弟の家族も
宮城へ行った
ほぼ、更地になっているような状態の中
自衛隊の方々は流された墓石など
綺麗に並べてどこの家のものか
判別できるように並べてくれていたらしい
遺体捜索作業、瓦礫撤去作業も大変な中
そうゆう事までやってくれている
本当に自衛隊の方々にご苦労様です…と言いたい



自衛隊の方々のおかげで
実家の墓石が発見できた♪



あと、全先祖代々の戒名などが刻まれた墓碑が
見つかれば一番いいのだが…。



今回思ったことは
本当に、突然地震は襲ってくる
何の前触れも無く…大きいものが



でも、地震後に津波が来るということは
皆が理解できたと思う
避難経路などの確認などは
今後しておかなければならない事だとおもう



これからもっと大きな地震が来る可能性もある
ということを頭にいれておかなければならない


もう100年こんな大きな地震は来ないかもしれない
もしかしたら、明日来るかもしれない
それに備えられるようにしとかなければ



食料の備蓄や避難経路や非常時に持ち出すものを
入れておくかばんなど用意しておかなければ



俺は災害時なんとでもなるし、どうでもいいと思っていた
でも娘が俺を必要としてる
こんな俺でも何かあったら悲しくなってしまうだろう
だから死ねないし死なない!!!
そして家族は守らなければならないと強く思った



そのための備えはきちんとしておこうと思った



今回の大震災で
人の生き死にを深く考えさせられた



3年前オヤジがガンと闘病し亡くなった
その数ヶ月前に新しい命を授かった



その時も生死を深く考えさせられたが
今回は全くの別物



災害で亡くなる…など受け止める器は
持ち合わせていなかった



病気・事故など色々あるけれど
「自然」がこれほど驚異的なものだとは思いもよらなかった



普段、小さいことで悩んだりストレスを感じたり
自分がどれだけちっぽけな人間だったのかと思った



これから復興に向けて俺が役に立つことなんて
ほとんど無いと思う
でも、ほんのちょっとでも出来ることやれる事が
できたらやっていこうとおもう



こうやって…記事にして少しでも伝えることも
俺にできる数少ない事なのかとも思う



何回かに分けて記事にしましたが
付き合って頂きありがとうございましたm(_ _)m