くがつ一日 | 黒猫市場散盤陥落街

くがつ一日

日曜日 晴れ うだるような暑さ

 きょうは、親戚の結婚式でした。5年振りに会った母親は何だかよくわからないことを僕に話していました。
家からお金やダイヤがなくなったって黒猫に言うけれど、僕はそんなこと知りません。

 黒猫は最初、片目が見えないのは産まれつきだと思っていました。ある誰かは生後3ヶ月の時、母親が左肘を黒猫の右目にぶち当てたと言い出しました。
その人は黒猫と始めて出会った時に右目が見えていないことを見破った唯一の人です。その人が言うには右目の周りに黒いモヤがかかっているのだそうです。
 先日眼科の先生は「右目は恐らく鉗子分娩が行われた時の傷だろう」と言っていたので黒猫はそれに納得しました。」だってそれが一番理にかなっているからです。

 だけれど式場でそのことを尋ねたら、早産ではあったけれど鉗子分娩何て一切しなかったと言うのです。

 だとすれば、黒猫に与えられた事由はもうわずかしか残されていません。
だからどうだ、ということもないのですが。