2000年8月28日国連で「宗教・精神指導者のミレミアム世界平和サミット」が開催された。

全世界の宗教・精神的指導者たちが一堂に会したのは、歴史上始めてのことであった。


会議の初日に瞑想と祈りの時間がもたれた。

これは、その時の祈祷文である。


「平和の祈り」


私はこの平和の祈りを捧げます

キリスト教の神でも

仏教の神でも

イスラム教の神でもユダヤ教の神でもなく

私たち全人類の神に捧げます


私たちが求める平和は

キリスト教徒だけの平和でも

仏教徒だけの平和でも

イスラム教徒だけの平和でも

ユダヤ教徒だけの平和でもなく

全人類のための平和なのです


私はこの平和の祈りを

私たち自身の内に存在する神に捧げます

私たちを幸福と喜びで満たし

より完全な人間へと導いてくださり

私たちの人生が

全人類への愛の表現であること教えてくださる

神に捧げます


いずれの宗教も他のどんな宗教よりも

優れているということはなく

またいずれの真理が他のどんな真理よりも

ただしいということはなく

どんな国家も

この地球より大きいということはありません


全人類がささいな制約を乗り越えられますように

そして私たち全人類はひとつであり

みな地球に生まれて地球に住む者であり

インド人や韓国人やアメリカ人である前に

すべて地球の人間であることを悟ることができますように

神が創造されたこの地球を

私たち全人類は繁栄させなければなりません

そのために私たちは

国家、人種、宗教にも縛られず

地球人としての悟りのもとに

そして私たちに継承されてきた霊的な心において

私たちは本当にひとつであることを認識すべきです


私たちは全人類のために許しを請います

宗教が原因となって傷つけられた人々のために

私たちはその人々の傷を癒やすことができるように

いま、互いに誓いを立てましょう

そして利己主義や排他的な競争を超え

神のもとでひとつとなって前へ進んで行くことを

互いに誓いましょう


私はこの平和の祈りを

全能の神であるあなたに捧げます


私たちが自らの内にいるあなたに気づき

いつの日かひとつになった誇りを持って

あなたの前に姿を見せることができますように


私はこの平和の祈りを

すべての地球の仲間たちとともに

地球の永遠の平和のために捧げます


弘益人間  理化世界


李承憲

以上。


この祈祷文を読んで涙が溢れて来ます。

我々に残された時間はありません。

そうなのです…

共存か…共滅か…選ばなければなりません。

もう先送りにすることはできないようなのです!


自分のなかにある内なる神を…もっともっと!信じなければ。

そのように生きなければ。