高校生の頃にパニック障害があった時


ボロボロの状態で

闇の中に沈んでいたが


合気道の道場畳や道着の匂いが何故か落ち着き

続けることができたのでした。


しかし道場まで行っても不安が強くなり道場を通り過ぎて帰ったことも何度があった。


汗がでて、顔が引きって来るので不安はさらに募らせたから。


しかし

あの夕陽の中で聞こえた声


あの時死んだのだから今はオマケの人生だ。

自分を助けれる方法を探していつか自分のような人を助ける為に生きるのだ!


の言葉に励まされ


ナニクソと道場に通った。武道の練習なので

パニック障害からの顔がひきったり、汗がドカドカと出ても


道場では真剣な戦いの練習のためそれほど違和感なく

また他の大人達も顔がひきったりしていたので気にせず練習に通えたのである。


帰りの挨拶を道場の先生にして帰るのがしきたりであったがそれがどうしても怖くて顔がひきった感じで挨拶しても道場ではあまり嫌がられることは無かったのが救いだった。


練習が終わり帰り道が本当に生きている清々しい感じが味わえた。

ずーとこの感じでいきれたらなー。


しかし明日、高校にいく時はすでに不安が横に友達のように現れてくる。


来なくて良いのに!


なので道場の帰り道がとても楽しかったのだ。


学校では相変わらず黒板を見るのが怖くてずーと机を見ていたし

休み時間は、トイレに隠れ

昼食は図書館でカロリーメイトを一人で食べて過ごした。


食堂になんか不安で行けるわけなかったから。


イジメられているわけでもなく

ただ怖かったし不安だった。


おどおどしていたので、よく馬鹿にされることはあったがヘラヘラ笑ってやり過ごした。


道場だけが救いとなっていた。強くなりたい。強くなって生きて行こうと!







未来の私から過去の私へ。


コンプレックスの種が生まれた時、同時に本当の魂の理想の種も生まれた。



あなたのあの体験が、今の私の理想を作ってくれたのだから。


本当に、本当に、ありがとう!


あなたの為にも、この理想とともに光に向かって歩いて行こう。



「あなたの前には光と闇がある。あなたはどちらを向こうとするのか?それを決めるのはあなただ。あなた自身が決めるのだ!」


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