千葉県の低山、初心者が楽しめる山の時間鋸山ハイキング

 


山登りに不安がある人けど、自分のペースで楽しみたい。鋸山は、そんな「やさしい山」です

 

このコースは、体力に自信のない50代の方や、ゆっくり歩きたい初心者さんも歩きやすいのが特徴です

 

実際に歩いたルート、アクセスなどをまとめたlogになっています

 

 鋸山山頂のコンパクトでかわいい標識

 

 

これは、ゆるいハイキングが中心の

なつこのハイキングブログ

初心者さん、体力のない人が楽しめる山を

中心に紹介しています

 

 

 

鋸山ハイキング

  • 歩行時間:約4時間
  • 累積標高差:約500m
  • 初心者:◎
  • 見どころ:東京湾が見える展望、岩舞台など多くあります

 

 

 

 

 

 

 

鋸山ってどんな山?


鋸山の魅力を語る


1、鋸山名前の由来と、昔の人の暮らし

鋸山は、山肌が鋸の歯のように見えることから名付けられました

 

かつては房州石の産地として、多くの人が働き、暮らしていました。切り通しや車力道、石のストック跡は、人々の仕事と生活の痕跡。


「昔の人も、同じ道を歩いていたのかも…」
そんな気配を感じられるのが、鋸山の魅力です

 


2、登った先に広がる、東京湾の景色

鋸山の魅力のひとつに、開けた東京湾の眺めがあります


展望ポイントからは、
横須賀南房総を結ぶフェリーの港や、遠く館山方面まで見渡せます。そして、天気がよければ、伊豆半島天城連峰、そして富士山が望めることも。


登りきった先だけじゃない、歩く途中でも東京湾に出会える景色は心地よいです

 


3、標識が低く、初心者が安心して歩ける山

登山道の標識はまめに設置されて安心。進行方向もわかりやすく、道迷いの不安が少ないと感じました。


今回はロープウェイは使いませんでしたが、歩く距離や体調に不安がある人は選択肢のひとつだと思います。

 


4、有名観光地(日本寺、地獄のぞき)

鋸山には、今回のルートでは訪れていないですが、よく知られた見どころがあります。


山全体を境内とする 日本寺 、切り立った断崖から足元を見下ろす 地獄のぞき 、日本最大の石仏の 大仏 など


観光を楽しみたい人は、こちらのエリアを中心に歩くのもいいかもしれません


ですが、今回は混雑を避けたので紹介はしていません

 

 

5、下山後のお楽しみ、浜金谷グルメ

鋸山周辺には、地元で水揚げされた魚を使ったアジフライが名物のお店が点在しています。


ですが、個人的におすすめなのは、浜金谷駅へ向かう途中にあるお肉屋さんの揚げたてコロッケ。手頃な価格で、小腹を満たすのにぴったりです。

 

 




基本情報 標高、トイレ、休憩、アクセス

 

コース概要

浜金谷駅 → 車力道 → 猫丁場  → 切通跡 → 東京湾が見える展望台 → 鋸山山頂 → 岩舞台 → 関東ふれあい道 → 浜金谷駅

 

 

山の標高

  • 鋸山山頂…329m

 

■アクセス

  • スタート、ゴール:JR内房線「浜金谷駅」

    

見どころ

・海、山、街を楽しめる絶景

・観光の日本寺


夏場は暑さが厳しい。そして、ヒルがいるので対策を忘れずに

 


■トイレ・休憩

・トイレ…浜金谷駅、観月台

 
 

 

 

LuLuLun(ルルルン) フェイスマスクブランド

 

 

低山の冬は乾燥、夏は日焼けで肌はボロボロになりがちです

なので、山登りをした日は、フェイスマスクで水分補給をおすすめします

ルルルンは購入しやすく、常備しています


 

 

鋸山ハイキングlog

 

 

 

車力道 足元に残る、鋸山の仕事の道

車力道は、かつて鋸山で切り出した房州石を、猫車(ねこぐるま)を使って麓まで運んでいた道です

 

登山口には準備をしやすいように、ベンチが設置されています。


鋸山ってベンチがけっこう多いんです。地元の人が整備してくれているのでしょうね、ありがたいです


 鋸山車力道登山口

 

石を運びやすくするために岩が敷かれた山道には、石の重みで道の中央に轍(わだち)が刻まれています

 

働くために作られた道ということが、自然に伝わる登山道。轍を見ると当時の人々の苦労が目に浮かびます


石と向き合っていた当時の暮らしを感じます

 
 
 

石のストックヤード跡 苔むした石のかさなり

 

石のストックヤード跡は、切り出した石を一時的に置いていた場所です

 

役目を終えた石がそのまま積み重なり、苔むした様子は、長い年月が流れているのを物語っています。


まるで、時間がそのまま止まっているみたい

 

静かな時間の流れを感じる場所は、なんだか心が落ち着きます

 

苔むして並ぶ、石のストック

 
 
 

猫丁場 石切り職人の遊び心が残る場所

 

石切場跡の切り立った岩壁に、石切職人の遊び心で彫られた、ネコの姿が愛らしい。猫丁場は、2021年に一般公開された、比較的新しい見どころです

 

毛糸玉で遊んでいる愛らしいネコの姿

仕事の合間に、どんな気持ちでこのネコを彫ったのだろう…なんだか微笑ましい

 

石切職人の遊び心で彫られたネコ

 
 

猫丁場の目の前にある、ハートの形をしたアート作品。こちらは、2021年制作されたものだそうです

 

猫丁場の前に置かれた、ハートのアート

 

 

 
 

切り通し跡 石材を運ぶために作られた 切り通し

 

石材を運び出すために岩を切り抜いた切り通しは、鋸山の各所で見ることができます


実際に歩くと、両側の岩壁には手掘りで石を切り出した横縞模様がはっきり残っていました


機械のない時代に、人の手だけでここまで掘り進めたことを思うと、人の底力を感じます。思わず足を止めて見上げてしまいました。

 

手掘り跡の縞模様がしっかり残る切り通し

 

 
 
 
 

切り通しの奥は、かつての採石場がありました


神秘的に見える採石場。ここは景色を楽しむ場所ではなく、当時ここで働いていた人たちの労力の結果です


当時の苦労を想像すると、胸の奥がじんわりと熱くなります

 
切り通しの奥に広がる採石場
 

 

 

 

吹き抜け洞窟 神殿のような神秘の空間

 

吹抜け洞窟は「白亜の神殿」とも呼ばれ、秘境好きの間では知られた場所です


切り取った石をレンガのように積み上げて、天井が崩れないよう工夫されていました


でも、木で支えられた部分を見ると、正直少し不安…


幻想的で美しい空間だけど、労力の延長として生まれた場所です

 
幻想的な空気に包まれる採石場跡
 
 



 

東京湾を望む展望台 東京湾を望む展望 ポイント

 

このコース、最大の展望スポット、東京湾展望台の手前には、狭くて長い階段続きます

休日の鋸山は人が多いので、階段ですれ違うことができず、思った以上に時間がかかりました

 

時間に余裕がないと、待つことにイライラしてしまいがち…山登りは、時間と心の余裕は必要ですね

 
すれ違いが難しい細い階段

 
 

登山道から少し外れた先に、このコース最大の展望スポット、東京湾を望む展望台があります


眼下に広がる東京湾、視線を遠くに向けると伊豆半島、そして富士山まで広がる景色が楽しめます


ただ、この日は風がとても強くて、ひらけた展望台でゆっくり過ごすのは正直つらい状況


そのためか、展望台手前にあるベンチで休憩している人のほうが多かったです

 

東京湾を一望できる展望台からの景色
 
 
 
 

鋸山山頂 一等三角点へ、心地よい尾根道を歩く

決して広くはない鋸山山頂は、木々に覆われて落ち着いた雰囲気。一部が開けているので、開放感も感じます。


やっぱり山頂、休憩している人も多いです。ここまで登ったことを喜んでいるみたい


東京湾が見える展望台から山頂までは、尾根道を約30分ほどかかりました。
適度なアップダウンがほどよい刺激となって、歩いていて楽しい区間でした。

 

かわいいサイズの山頂標識の奥に広がる景色
 
 

一等三角点が設置されています。「山頂についた〜」という実感を感じるので、ちょっと得した気分です

 

一等三角点があると、少しだけ得した気分になっちゃうから不思議…


広くないけれど、のんびり過ごしたい…そんな魅力あふれる山頂でした

 
鋸山山頂にある一等三角点、ここが、この山の頂です

 

 

 
 
 

 

岩舞台 心に残る廃墟のような神秘スポット

 

岩を切り出した跡がそのまま残る岩舞台
まるでRPGに出てくる廃墟や忘れられた神殿のような空間です

 

人の手で削られた人工物ですが、自然と溶け合い、静かで神秘的な雰囲気が漂っています

 

「ここに来てよかった」と感じさせてくれる、不思議な力のある場所です

 
 RPGの遺跡のような雰囲気が漂う、鋸山の岩舞台
 
 


かつてここで採石をしていた証

安全第一の文字が当時働いていた人々の思いを深く感じます
 
 壁に刻まれた安全第一の文字
 

 


採石した跡、残された機械、壁に刻まれた当時の思いを伝える文字…

どれもがここで働いていた何気ない日常を過ごしていた人たちの気配を感じさせます


人工物が少し苦手な私ですが、この場所はとても好きです


華やかさはありませんが、残された遺構には、言葉にできないほど多くの思いが詰まっているのを感じる場所です


錆びた機械に時が止まった雰囲気

 




今回は混雑を避けたかったからスルーしたけど
日本寺への分岐です

この分岐がひとつの目印です

 
 

関東ふれあいの道 最後にふさわしく歩きやすい道

 

下山は、歩きやすい関東ふれあいの道を利用。途中で景色が開ける場所があり、最後まで気持ちよく歩けるのがこの道の魅力です

視界が広がるたびに「もう少し歩こうかな」と前向きな気持ちになれる気持ちの良い道


道中には観見台と呼ばれる休憩ポイントがあります。そして、手前に清潔なトイレがあるのもありがたいポイント

 
空が開ける区間は気持ちよく歩けます

 

 

 
登山のフィナーレは、急な階段を下ることで終了です

ゆっくり降りれば問題はないので大丈夫。これが登りだと思うと嫌だけどね
 
 急な階段が見えたらもう少しで下山完了です

 

 
鋸山のような低山でおすすめが、アルトラのローン ピーク 
普段使いもしやすくて、とてもお気に入りの一品
参考にしてみてください

 

 
 
 
 
 

おまけの写真集

 
オマケの写真集 びっくりマーク

 


登山口へ向かう途中、趣きある単線の景色


爆風の中で食べた手作りマドレーヌ


鋸山へ向かうアップダウンの道


わかりにくいけど、コゲラちゃん


岩舞台に残された遺構


下山後の揚げ物はサイコーです


浜金谷駅から鋸山の途中に「石の刻道」と総称される房州石で作られた彫刻が置かれています

たわわわわとは…?
 
 

 

 

 

 

 

山でコーヒーを飲んだり、カップラーメンを食べる時に必要なのがバーナーです

こちらのバーナーは比較的安価で CB 缶が使えるのが特徴。少し重いけれど、初めての人にはおすすめの一品。そして、何と言っても安心の日本製:イワタニ製品です

 

 

まとめ・感想

 

鋸山で感じたのは、歴史よりも人の暮らし

鋸山に登って感じたのは、かつて普通に生きていた人たちの気配です


石を切り運ぶ。仕事の合間に遊び心で猫を彫ったり、「安全第一」と刻んだり――そんな日常が山のあちこちに残っていました


登山道はよく整備され、急な場所も少なく、初心者でも無理なく歩けます。体力に自信がなくても、一歩ずつ進むだけで見どころを楽しむことができる。そして、下山後もほっとできる時間があります。



 

鋸山 はこんな人におすすめです

  •  登山・ハイキング初心者
  • 体力にあまり自信がない
  • きつい登りより、歩きやすさを重視したい
  • 観光地も一緒に楽しみたい
  • 山と海、どちらの景色も楽しみたい

行きたい山があるけれど少し自信がない、そんな時にぴったりの山だと思います

 



 

 

 

 

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