母の留めそで祖母の帯 | まろんかふぇ

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娘の結婚式の準備が進む中
花嫁の母は何を着るのか。

お母さん留めそで着ないで何を着るの
どうするつもりなの!と
母は友達に言われたと
私の結婚式に着た留袖を出してきた。

押入に適当に突っ込んでいたから
それがまあひどい保存状態。

写真での見た目はわからないけど
よく見るともようがシミだらけ
胴裏とか八掛とかシミで色が変わって真っ茶色。

しかも長襦袢がない。
帯もない。
帯揚げとか帯締めもどこにあるかわからないって・・・

しかもこれ亡くなった父が選んで
色味がシルバーだけなので地味だから
私の結婚式の時気に入らなかったから
借りれば良かったって今頃言うし(笑)

そして出してきた帯
私の祖母が嫁入りに締めたと言う形見の帯。
大正時代か昭和の初め頃のもの。

これまたバックにでもしようって思ってたって
雑にしまってあって変なところに折り皺あるし
よくわかんないピンクのサインペンのしみとか・・・

でもね、
そでを通したらこれ着たいって思った。
すごく歴史を感じて嬉しかった。

本当はもっと大事にしまっておいてほしかったけど(笑)

とりあえず染み抜きと
胴裏八掛取り替えをお願いしてきたところ。
そして長襦袢、帯締め、帯揚げを購入。

借りた方が断然安かったけど
亡くなった祖母と父の思いも一緒に
娘を嫁に出すって感じ。