*【七月好風】 =香港の七月は、湿度、気温とも
とても高く「悶熱」(熱にもだえる)
と言う文字の如くとても苦しい暑さ。
ところが、
ほんの一瞬、海流の気まぐれ?
とても、清々しい冷気を含んだ風が吹く事が。
それを人々は、七月好風 と呼ぶ………
《七月好風》ディーン’Sカット-7
香港生まれのヒロイン葉蘭心。19歳でカナダに留学。10年を経てやっと実家にもどった。
これまで「運命の赤い糸」を持つ人と、何回もすれ違ったはずなのに、
すべて「保留」して来た。
しかし、あれほど頑なだった彼女の心にも、動揺が起き始めたよう。
母が突然、亡くなり、幼いころから住み慣れた九龍の土爪湾の大きなマンションも抵当物件として差し押さえられた。
母の死は避けられない運命であっても、思い出が山ほど積もった生家が人手に渡ったのは
かなりのショックだった。
彼女の留学中、夫に先立たれた蘭心の母の家を修理、補修していたのは、
なんと、幼馴染の呑気な「大頭」君。
母の実家である、上海の叔母さんの家に身を寄せることを勝手に決定するのは
良いとしても、
あんなに良くしてくれた「大頭」君に、転居先をまるで知らせず上海に。
考えてみれば、彼女の母は、上海育ちなのに、香港の夫のもとに、
ひとりでやって来たわけだ。
どんな情熱が母にあったのだろうか?
上海で彼女を待っていてくれた叔母さん夫婦、従兄弟たち、
そして世界放浪の日本人青年ミチト。
叔母さんたちと、母の暮らした足跡をたどれば、そこには、自分たちの生活を積極的に
楽しんでいた彼女たちの姿が浮かび上がって来る。
それは、すべての結論から逃げ回っていた彼女とは、かなり違った世界のようだった。。。
今、自分のように世界を旅して、いや?逃げ回っていた? ミチトが日本に帰る時が来た。
ただの、ふつうの会話のはずなのに、
彼女の心の波はさらにおおきくなったような?
こちらは、本編の紹介です♬
ただ、
ディーンさんの出番は、
後半の方に十分くらいだけ…
でも、
確かに、大頭君に比べると
オーラピカピカ!!!
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