【公式】大河ドラマ「青天を衝け」@nhk_seiten
五代才助（友厚）を演じるディーン・フジオカさんのメイキング。スタッフや指導の先生に熱心に質問をし、囲碁の打ち方についてレクチャーを受けるディーンさん。この日がクランクインでしたが、とても和やかな雰囲気で撮影が進みました。… https://t.co/dwjwX8fMuX
2021年05月10日 12:00
五代様が「あさ」の家の門口で名のっている
「お船奉行添え役」について
ちょっと、調べてみた事がある。
最初は、副船長かと思ったところ、
実際には、食料、備品の調達から
実質的には、「貿易」に近いことまで
携わっていたと言う。
（藩主の命によって蒸気船の買い付けに
外国に行ったこともあると言う凄腕！）
いかにも、まず、国を富ませなければ
防備も固められない！
という五代様らしいお役目！
時代的には、
安政年間1850年代ごろ。
生まれが
| 天保6年12月26日（1836年2月12日）なので まだ、二十代前半の若き秀才。 |
安政4年、1857年。薩摩藩から選ばれた生徒として
勝海舟らとともに、長崎海軍伝習所に
入学した五代様。
オランダ海軍士官から、語学、航海術、
西洋式海戦など
伝授された。
当然、勝海舟の唱える、
開国して西欧の軍学を学び、
おなじ戦力で日本を守るべし。
という思想に感化されたと想像される。
3年後に、薩摩藩に戻るのだが、
汽船に乗り組んで生活していた。
この辺りから「お船」の役目を
担っていたようだ。
その後、不運にも、薩英戦争に巻き込まれ
乗っていた汽船、３隻を英国海軍に拿捕されて
しまう。
この時、英国海軍は無法にも、その３隻を
破壊して沈没させてしまうのだが、
薩摩藩も
（幕府に内緒で諸外国と密貿易をして
入手した利益により、先進の大砲を多数、
海岸に配置していた）
負けず、英国艦隊にむけて砲撃をし、
この際、英国軍も士官数名が死傷、
おまけに、大急ぎで艦を発進させるために
「錨を切って逃げ出す」という、
「海軍軍人としては大恥」
をさらす行為をしている。
その後、
英国艦隊は五代らを捕虜として横浜に
回航するのだが、
彼は、ひとり、小舟で脱走して
江戸に渡り、さらには、
長崎にいた商人トーマス・グラバー
と懇意になり、そこで、
諸外国の商業事情などを
勉強したようだ。
これらが、後の「富国強兵」
の段階的実行プランナーとしての
五代様の「基礎」となったようだ。
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