Alcohol Ingestion Impairs Maximal Post-Exercise Rates of Myofibrillar Protein Synthesis following a Single Bout of Concurrent Training

http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0088384


お酒を飲んでも、トレーニングの効果は落ちませんか?

とは良くある質問で、「まぁ少しなら大丈夫ですよ」とは答えているものの、やはり筋肉への悪影響はゼロではない。

まず、アルコールはビタミンB群を消費するし、テストステロンを産生するライディッヒ細胞にダメージを与える。そしてテストステロンのレセプターも破壊する。さらに女性ホルモンへの変換も増やしてしまう。

ただしストレスを解消するのは大きいし、仕事でどうしても飲まずにはいられない人も多いだろうから、「ダメですよ」と言ってストレスをかけるより、「少しなら大丈夫ですよ」と言って安心させるのもトレーナーの役目だ・・と思っていた。

でもやっぱり、量は減らしたほうがいい、ということで↑の研究を紹介する。

高強度トレーニング後に「アルコールと炭水化物」、「アルコールとプロテイン」、「プロテインのみ」を摂取した群に分けたところ、筋タンパク合成率はプロテインのみの群が目立って高く、「アルコールと炭水化物」群はかなり低くなった。「アルコールとプロテイン」群は少しだけマシだったものの、プロテインのみの群に比べると、大分低かった。



これはトレーニング1時間後から3時間かけてウォッカをオレンジジュースで1:4に割ったものを飲んでいる。ウォッカの量が最大で60mlというけど、私はアルコールをあまり飲まないので、それがどれくらいの量なのか良くわからん・・