Effects Of A Post-Weaning Cafeteria Diet In Young Rats: Metabolic Syndrome, Reduced Activity And Low Anxiety-Like Behaviour
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0085049

ストレスがあるとヤケ食いする、という話は多いもの。では逆に旨いものを喰ったら、ストレスは減るのだろうか?

この研究ではラットに美味しい餌(ベーコンやビスケットなど)を与え、マズい餌(固形飼料)の群と比較。旨い餌を食べたほうは体重が増加し、中性脂肪やインスリン抵抗性が悪化し、活動量が減った。

その代り好奇心が高まって探査行動は増加し、不安も減り、社交的になった。またマズい餌に戻してわずか1週間で、中性脂肪やインスリン抵抗性は回復した。

理由はよくわからないが、偏桃体核のCRF受容体やカンナビノイド受容体、ベンゾジアゼピン/GABA-A受容体などが関係しているのではないか、とのこと。