もうすぐ某所で私のコラムが連載されます。現在やっているダイエットのメルマガと同様、こちらも週1本ペース。うぇぇ・・

でも年末にPCを買い替えて大画面になったので、だいぶ仕事の効率は良くなった。あとはキーボードをもっと打ちやすいのにするだけだな・・

さて、その記事の中で「青魚を食べましょう。イワシやサーモン・・」みたいなことを書いたのだが、そこで「サーモンって青魚?」という質問が。

私はしょっちゅうサーモンを勧めているので、けっこうこの質問は受けている。意外にネットでは当を得ていない回答ばかりなので、ここでまとめておこう。

赤身魚の代表は、マグロやカツオ。

白身魚の代表は、タイやヒラメ。

青魚の代表は、イワシやサンマ。

でも、「赤身魚」、「白身魚」、「青魚」と並べて、「アレ?」って思いませんか?

そう、「青身の魚」なんて、あまり聞きませんよね。

青魚の「青」というのは、「背中が青い」ということ。赤身魚や白身魚は、「身」が赤かったり白かったりということで、そう呼ばれている。

だから、背中は青いけど、身は赤いアジなどは、「赤身の青魚」ってこと。「赤身魚か白身魚か」という質問は成立するけど、「青魚か白身魚か」という質問は成立しない。

さてサーモンは一見、赤身に見える。しかし本当は白身。サーモンのエサには色素であるアスタキサンチンが多く、それが赤いため、赤っぽく見えるのだ。

つまりサーモンは、「赤身に見えるけど、実は白身の青魚」という非常にややこしい魚なのでした。

なお白身魚の多くは近海に棲息。赤身魚には回遊魚が多い。赤身ってことはつまり赤筋(遅筋)が多いので、回遊できるわけだ。
でも白身のサーモンは回遊魚。それは恐らくアスタキサンチンの持久力アップ効果のおかげ。

ややこしいぞ、サーモン!