Low intake of B-vitamins is associated with poor adolescent mental health and behaviour
http://www.west-info.eu/files/1-s2.0-S0091743512004616-main.pdf

2868人の子供を17年間に渡ってフォローアップした研究。

・ビタミンB1とB2, ナイアシン、パントテン酸、B6、葉酸が少ないと、外在化問題行動が増える

・ビタミンB6と葉酸が少ないと、内在化問題行動が増える

という結果が出た。

外在化問題行動というのは他者に対する攻撃性や落ち着きの無さ、注意散漫、ルールを守らない、すぐに怒りだすなど。
内在化問題行動というのは鬱にもつながるのだが、他人と一緒にいても不安になったり、仲間と遊ばずに独りで遊んだり、寂しそうにしていたりなど。

B群はカテコールアミンやGABA、SAM(Sアデノシルメチオニン)などの生成に必要となるし、ホモシステインの調節にも必要となる。

論文を見ていただければ分かる通り、特にビタミンB1とビタミンB6の影響が大きいようだ。