インスリン抵抗性こそが様々な生活習慣病の元凶であるということは、このコラムをお読みの方だったら既におわかりのことだろう。
さて、肥満はインスリン抵抗性を惹起することが知られているが、そのメカニズムとして筋肉細胞内の脂質(intramyocellular lipid : IMCL)が重要な役割を果たすことが分かってきた。
ランナーを対象にした実験では、Vo2maxの67%で2時間走らせた場合、ヒラメ筋のIMCLが1/4減少することが明らかとなった。その後、35%の脂質を含む食事をとった場合、22時間後には回復し、70時間後には通常を超えるIMCLとなった。
しかし10%の脂質を含む食事の場合、70時間後においても通常まで回復しなかったとされる。
なお一般に遅筋は酸化的リン酸化酵素の活性が高く、IMCLを多く含む。速筋は解糖系酵素の活性が高く、IMCLはあまり含まない。しかし、「肥満」や「2型糖尿病患者」の場合、どのタイプの筋繊維においてもIMCLを有意に多く含むことが分かっている。このような場合、脂質含有量が少ない(総カロリーの10%以下)食事内容とし、有酸素的トレーニングを高頻度で繰り返すことが推奨される。
ウェイトトレーニングを継続することにより、速筋(タイプⅡb)→中間筋(タイプⅡa)への変換が進む。それに伴い、IMCL量も増加すると考えられる。しかし同時にインスリンレセプターやGLUT4、毛細血管なども増えるため、インスリン感受性はむしろ高くなる。
肥満者や2型糖尿病患者は、まずは有酸素運動を多めに行いってIMCLを減らし、徐々にウェイトトレーニングも取り入れていくようにすれば、効率的にインスリン抵抗性を減じていくことが可能となるだろう。
さて、肥満はインスリン抵抗性を惹起することが知られているが、そのメカニズムとして筋肉細胞内の脂質(intramyocellular lipid : IMCL)が重要な役割を果たすことが分かってきた。
ランナーを対象にした実験では、Vo2maxの67%で2時間走らせた場合、ヒラメ筋のIMCLが1/4減少することが明らかとなった。その後、35%の脂質を含む食事をとった場合、22時間後には回復し、70時間後には通常を超えるIMCLとなった。
しかし10%の脂質を含む食事の場合、70時間後においても通常まで回復しなかったとされる。
なお一般に遅筋は酸化的リン酸化酵素の活性が高く、IMCLを多く含む。速筋は解糖系酵素の活性が高く、IMCLはあまり含まない。しかし、「肥満」や「2型糖尿病患者」の場合、どのタイプの筋繊維においてもIMCLを有意に多く含むことが分かっている。このような場合、脂質含有量が少ない(総カロリーの10%以下)食事内容とし、有酸素的トレーニングを高頻度で繰り返すことが推奨される。
ウェイトトレーニングを継続することにより、速筋(タイプⅡb)→中間筋(タイプⅡa)への変換が進む。それに伴い、IMCL量も増加すると考えられる。しかし同時にインスリンレセプターやGLUT4、毛細血管なども増えるため、インスリン感受性はむしろ高くなる。
肥満者や2型糖尿病患者は、まずは有酸素運動を多めに行いってIMCLを減らし、徐々にウェイトトレーニングも取り入れていくようにすれば、効率的にインスリン抵抗性を減じていくことが可能となるだろう。