少し前のこと、電車通勤する人ならおなじみの、日能研の広告が目に付いた。
聖心女学院中等科の問題。
ドイツから来ている全盲の留学生、Sさん。「私は目で見る以外のことは、なんでもできます」。
私は言う、「でも、色のことは解らないでしょ」。
Sさんは答える、「それは難しい。でも黒はざらざら、緑は森に入ったときの匂い」。
そしてSさんは、こう言って私をからかう。
「退屈の色って、どんな色?」
・・・
そこで、「なぜ私はからかわれたと感じたのか」というのが問題。
http://www.nichinoken.co.jp/column/shikakumaru/2011/1104_ko.html
こちらが解答と解説。
http://www.nichinoken.co.jp/column/shikakumaru/2011/1104_ko_a.html
しかし、この解答はどうだろう。
確かにSさんがドイツ人だという点に着目するならば、日本語における「退屈の色」の「色」が、一般的な意味の「色」とは違う意味で使われていることを指摘されて、「からかわれた」と思ったということになる。
でもSさんは、「黒はざらざら」とか、「緑は森に入ったときの匂い」だということを、「知って」いるのだ。
ならば・・Sさんは、「退屈の色」がどんな色か知っているんじゃないだろうか。
目の見える人には、解らないでしょ?
と言って、からかったんじゃないだろうか。
でもこれ、小学6年生には難しいよな・・