私がメールパーソナルで食事を指導する際は、たいてい青魚を食べるように勧めている。
青魚に含まれるEPAは3系統プロスタグランジンを分泌させ、さまざまな健康への好影響をもたらす。
またDHAは脳の機能を高めるなどなど、やはり良い作用がある。
ただし酸化しやすいという欠点もあり、摂取する際にはビタミンEの追加摂取が不可欠。
ここまでは、私の書いた書籍・コラムを読んでいる方なら、既にご存じのはず。
でもあまり書いてこなかったこともあって、その一つが、
サバやニシン、キャペリンは、あまり食べ過ぎない方が良い。
あ、キャペリンというのはシシャモの代用品みたいな魚のことです。
これらの魚には、「セトレイン酸」が含まれる。このセトレイン酸、実は
「エルカ酸」という心臓に害を与える可能性が高い(マウスの実験)脂肪酸と、構造式が非常に似ているのだ。
もちろん食べるな、と言ってるわけではなく、食べすぎは良くないよってこと。