なぜ、果物を食べても大丈夫なのか。まずはこの表を見てみよう。


100g当たりの各食品に含まれる果糖の量が記載してある。


http://top200foodsources.com/Nutrients/Fructose/212/g



これを見ると、バナナとかメロンとかイチゴ、パイナップルなど、100g食べてもせいぜい果糖の量は2gちょいだ。


※なお果物でもドライフルーツだと水分が飛んでいるため、重量あたりの含有量は高くなっている。


しかしレモネード100gで、なんと20g前後の果糖を摂取することになる。


またシリアルでも、ケロッグのレーズンブランには100gあたり15gもの果糖が入っている。



なぜ、そうなるのか。


砂糖がいけないのである。


砂糖=果糖+ブドウ糖


つまり、砂糖を多く摂ると果糖の摂取量も増えてしまうのだ。


もっといけないのは「果糖ブドウ糖液糖」。これは果糖のほうがブドウ糖より多いため、この順で表記される。


これは砂糖より安価で、甘みが強いため、多くの清涼飲料水に使われているのだ。