ダイエットを数か月続けていると、それまで順調だった体重の減少がピタリと止まってしまうことが多い。カラダには「ホメオスタシス(恒常性の維持)」といって、常に一定の状態をキープしようとする機能があるのだ。


摂取カロリーを減らしたり、運動して消費カロリーを増やしたりすれば、一時的に減量はできるけれど、ホメオスタシスが働いて、ダイエットの停滞期に入ってしまう。


・・ということまでは、普通のダイエット本にも書いてある。でもホメオスタシスが働くって、具体的にどういうこと?


ポイントは「甲状腺ホルモン」。甲状腺ホルモンのレベルが下がることによって、代謝が停滞するのだ。


さて、甲状腺ホルモンには大きく分けて「T4」「T3」の二種類がある。サラ・コナー・クロニクルはけっこう面白いぞ。


で、T4がT3に変換されることで、やっと甲状腺ホルモンの働きが起こる。しかしダイエットを続けていると、T4をT3に変換するエネルギーが落ちてきてしまうため、結果的に甲状腺ホルモンのレベルが低下してしまうのだ。

※これはすごく簡略化した説明だよ


では、どうすればよいのか?


カンタンなのは「数日間だけ炭水化物を多めに食べる」こと。数日間だけだったら、リバウンドの心配はない。炭水化物を補給することによって、T4→T3への変換効率が復活し、落ちた代謝も上がってくれる。


次にサプリメント「グガルステロン」というインドハーブが、T4→T3への変換効率を上げてくれる。また「7-KETO-DHEA」というホルモン代謝物質もサプリメントになっていて、これも同じ作用を持っている。これらのサプリメントをダイエット後期に摂取すれば、ダイエット初期と変わらぬ効果が期待できるだろう。


なおグガルステロンにはコレステロール値改善作用があったり、7KETOには免疫向上作用やコルチゾル低下作用もあるよ。


そしてもうひとつ。「成長ホルモン」もT4→T3への変換を促進してくれる。トレーニングして成長ホルモンを一杯出しておくのは、ダイエットに欠かせないことなのだ。