カラダはそんなに太ってないのに、顔だけがポッチャリしている。そんなアナタは水太りなのかも。


まずはアナタが水太りなのかどうか、簡単なテストをやってみましょうか。


■むくみテスト



手のひらを上に向けて、肘と手首のちょうど中間のあたりを親指で押してみる。

・強めに3~4秒。 

そして指をパッと離します。

指で押した跡が白く残るはず。


その跡がすぐに消えるようだったらOK。もし消えるまでに3秒以上かかったら…アナタは水太り決定!




 もともと色白な人は指の跡が分かりにくいかも。その場合は、まず舌を出して、鏡でベロをチェック。


 もし白い苔のようなものが付いていたら、やっぱりアナタは水太り。


他にも冷え性で肩こりが酷かったり、トイレに行く回数が人よりも少なかったり、皮膚に下着の跡が付きやすかったり、顔色が悪いとよく言われたり、めまいや立ちくらみになることが多いようだったら、水太りの可能性はかなり高いかも。





 さてさて、いったいどういう原因で水太りになってしまうのか?


簡単に言うと、「カラダが水分を溜め込んでしまい、上手に排出できていない」ために、水太りになるワケ。では、カラダが水分を溜め込んでしまうメカニズムとは?



 しょっぱいものを食べるとむくみやすい。これに気づいたことはあるかな?

そう、しょっぱいもの、つまり塩分には、水をカラダに溜め込んでしまう働きがあるのです!


 で、むくむからといって、水を飲む量を控えたりすると、カラダの中の塩分濃度が高くなる。すると、かえってむくみが酷くなってしまうのだ!



なお女性ホルモンには「尿を出さないようにするホルモン」を多く出させる作用がある。だから女性はむくみやすい。


そしてこの「尿を出させないようにするホルモン」が、カラダに塩分(正確にはナトリウム)を溜め込もうとしてしまう。


生理が来る前まではむくみがちだったのが、生理が来たとたんにむくみが解消される。女性だったら、そういう経験があるはず。

これもやっぱり、生理周期に伴う女性ホルモンの変動が関係しているということ。



ということで、まずはカラダの余計な水分を排出するために、


1.「塩分を控える」


そして、


2.「水をいっぱい飲んで、カラダの中の塩分濃度を減らす」



こと。


普段からむくみやすくて、でも味付けの濃いおかずが好きな人は、できるだけ薄味に慣れるようにしないと。


塩をあまり使わず、レモン汁やポン酢、チリソース、カレー粉のように塩分の少ない調味料を上手に使いこなせば、なんとかなるはず。