こんにちは、野良犬わかです。
只今絶賛飼い犬になっておりますので、
ハウス犬からの視点で【レインボーキャバレーレポートをしてみようかと思います。
 
どろぶね、年に一度の大イベントが先週末終わりました。。。

「ここでやりたい!!」といういつもの無茶振りから、さと船長の想いが半年以上かけて実現した一日となりました。
そうです、この問答無用の無茶振りが開催に至るまで、イヤ、開催当日まで
ひっちゃかめっちゃかな日々を送るはめになったのです・・・。
 
何も無い、何もわからないそんな状態から始まったレインボーキャバレー企画。

アーティストさんのオファー・・・。とてつもなく時間がかかりました。
なんせ、今回はガチのエンターテイメントイベントなので、アーティストさんが出演してくれなくては話しになりません!
半年以上前から必死でオファーし続けました。バランスを考えたアーティストさんを悩みに悩みながら。
んで、レインボーの7色に掛け、7組のアーティストさんが全て決まったのは開催一ヶ月前を切っていましたw

牛さん船長はいつもいつもギリギリっすよ、ホント。開店時間のように。
・・・開店時間は守られたことないかっ!

ふぅ~、ヒヤヒヤですよ、コチラは。
冷静に考えても、考えなくても、300人以上入る会場に対して一ヶ月前がこの状態ってホントに間に合うんでしょうか?!!!
というような裏事情でございます。
 

ついでに、レインボー7色と書きましたが、レインボーは6色です。
はい、間違ったんですよ、この方。
しかし、船長はニヤっと押し通した。。。
途中で気づいたんですよ。
フライヤーを作った2週間前に「違くね?!」って。
んでも、7色のがイイ数字だからって。

デターーー!無しを有りにする女、さとこ
それまでお客様のつっ込みが一度も無かったよな?と心を抑え、犬としても良しとしました。

ちなみに、2週間前にフライヤー作るのも有りえない状況下ですけどー!など、船長と犬は日々押し問答を繰り広げました。

火を噴き、ビーム光線を飛ばす般若船長のふところに

噛み付き、ヤケドし、噛み付き、気を失う壮絶な戦場と化した日々が続いたのです。
 
 
そんな奮闘の中、ゆみ店長は裏方業をいそいそとやっていました。
「音響」という、エンターテイメントをやる上で超ーーーキーポイントを丸投げされたゆみ店長。
なんでって、さと船長、何も知らんから。

でも、ゆみ店長も何も知らんからー!!
 
さと船長から「音響は絶対良くしたい!」との注文有り。
会場のキャバレーは、1968年にできた建物です。高度経済成長期真っ只中の建物ですね。
ベトナム戦争とか、ビートルズ来日とかそんな時代です。

そうです、そんな時代にできたキャバレーで音響を良くするというのは、至難の技。
無茶振り被害者ゆみ店長は、本当に大変そうでした。
なんたって、アーティストさん決まってないんですから。
あるのはサトコの
脳内妄想のみ

そして無駄な自信。
さと船長の妄想を、長年の付合いからゆみ店長はテレパシーのごとく妄想をキャッチし続けたのです。

“無茶振り妄想”なんてどうにもならない最悪状況を、キリっと懸命な姿勢で、あっ、たまにご機嫌ななめだったりで、
どんどんヤツレていきながらもやり遂げていくゆみ店長に、敬意を払います。
他にも、照明、機材など舞台を何も知らないでやるという、過酷状況を少しずつクリアし、形にしていったのです。
 
 

ハッ!!!!
犬は、今、わかりました。
なぜ、「どろぶね」がさと船長とゆみ店長なのか。
今回、ゆみ店長のどろぶねスタッフとして最後のお仕事でした。
さと船長は、ゆみ店長が大事で、大好きで仕方がないんです。

地震の時、一番初めに心配したのは、心に思ったのはゆみ店長だというくらい。
人を心から信用したのは由美だけだ、と言い切ってるくらい。

今回、間近で二人のやり取りを見て、このレポートを書きながらわかりました。
二人は、盾と矛。
矛を持って突進してくさと船長。
盾を持ってお店を守るゆみ店長。

さと船長は守られていたから、突っ走ることができたのですね。
そんなゆみ店長は、強制的に強化された盾を持って新たな道へ前進していきます。
沢山の応援の手に背中を押されながら。
 
そして、今回のイベントを通して、盾も矛もニューカマーが登場したのです。

妖艶の艶を持ち、冷静に暖かいさくらさん。
さすが!と感じさせてくれた舞台役者のせいな。
全力で何でも来いと体当たりするゆず。
自分と葛藤しながら上を向こうとするぷー。
とてつもない数の友人の方々の御協力。
睡眠時間を削ってまでも懸命に協力してくれたボランティアスタッフ。

開催にあたるまで、本当に多くの人と人の繋がりがありました。
 
そして何より、“ド素人ド貧乏”のイベントに対し、御出演に加え、
沢山のフォローをして下さった、アーティスト様のご好意と繋がりがあってこそのイベントでした。
 
 

【レインボーキャバレー=さと船長の創造性+ゆみ店長の堅実さ+人の繋がり&パワー&助け舟】
 
人が何かを成し遂げようと思ったら、それは人と繋がるということだと改めて感じるイベントでした。
多くの人々の想いと熱意が、300人以上の人をあの会場に導いて下さったのだと思います。

ご来場頂いた方々、ご協力頂いた方々、本当にありがとうございました。
この想いが全ての方々に繋がることを願います。
 
 
さと船長「ハウスっ!!」
 
・・・というわけで、犬は小屋に戻ります。

トラブルだらけの舞台裏はまだまだ続きま~す!