虎キチ、不信感を強める | 泥棒猫の言い分

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虎キチが家計を預かり始めて一ヶ月半。

初月から貯金発生。

そしてまだ半月しか経っていないのに今月も貯金が出来そうという見込み発生。

 

 

 

 

驚くなかれ、

 

虎キチは、この離婚によって、

払い過ぎの養育費、

子どものお小遣いとお菓子代、モラ美も含めた家族3人の携帯料金を負担して、

さらにモラ美のせいで業界の偉いさんに嫌われて、半ば業界を干される勢いで事業に起業以来最悪の大ダメージをこうむっています。(一時的なものでしたがそれは虎キチのお給料にもしっかりと反映しました)

そうしてほとんどモラ美家も養っているも同然の中、私との生活にも出金するようになっていましたので、実質において彼はこのとき、二つの家を経済的に面倒見ていると言えました。

さらに、私との生活はスタートしたばかりでしたから引っ越し、新入居先の家賃礼金敷金、家具家財などにもこの頃はお金がかかっています。

 

なのに、

 

貯金発生!

 

あの金欠生活一体なんだったんだ???

 

 

 

 

 

 

 

虎キチと私とで、それまでモラ美が無駄遣いしていた上に、どこかで秘密の使途不明金があることは間違いないと判断しました。

 

あの人、なにに使っていたんだろう!

 

虎キチが言うには、モラ美は彼女自身には金を全くかけないところがあったようです。

見栄っ張りなので子どもには服もたくさん買い与え、おもちゃもゲームもお菓子もねだられたらそれだけ買ってやっていましたが、自分は毛玉だらけのつんつるてんのいつも同じ服を着ていたと、

化粧品なども百均で揃えたりしていたと、

ブランドバッグやアクセサリー買ってたらすぐに気づきそうだけどそんなものなかったと、

 

じゃああの人、なにに使っていたんだろう!

 

 

男がよそにいた感じもない。

パチンコや競馬にハマっていたのもらしくない。

ホストクラブに行くような人でもない。

 

 

 

 

 

二人で、あーでもないこーでもないと話し合い、やっと、ここしかない!という結論が出ました。

 

モラ美実家への送金です。

 

 

 

 

 

 

 

モラ美の実父はときおり虎キチブログでも紹介されていますから、ご存知の方もいらっしゃると思います。

 

モラ美を上回るモラハラ男です。

モラ美のモラハラは、間違いなくこの実父の遺伝です。

 

 

モラ美実父は、昔は土地関係の事業でそれなりに稼いでいましたが、バブル崩壊で大損し、大借金を抱えて再起不能になりました。

それなのに見栄っ張りの性格が災いして、豪邸も高級車も優雅な暮らしも捨てきれずにいました。

 

 

このモラ美実父に、結婚後すぐに虎キチは金の無心をされて断っていました。

 

 

無心は一度きりでした。

 

 

 

虎キチは確信しました。

 

モラ美のヤツ、このクズ親父に送金していたに違いないと!

 

 

 

 

 

 

相変わらず豪邸に住み、なにもかも手放さず、モラ美実父は暮らしていました。

モラ美には妹が二人いましたが、二人ともニートまがいのヒモ体質なロクデナシと結婚していますし、伯父はアル中で昼間から呑んだくれているというこれもクズ、なので肉親から引っ張って来られるお金はありません。

モラ美の実家の金回りは虎キチの謎でした。

 

しかし、モラ美が送金していたならその謎は解けます!

 

 

 

 

 

モラ美は、モラ美実父を嫌っていました。

モラハラ男なんだから当然ではあります。

しかし、その実父からこんな風に言われたのでしょう。

 

「お前はお父さんを見捨てるのか?」

「お前はお父さんがどうなってもいいのか、この人でなし!」

「今まで育ててやった恩も忘れて!」

「お前は冷たい子どもだな!」

 

そして、お金を渡すたびに、わずかな優越感と勝利感を感じてもいたのでしょう。

 

私に感謝しろ!

私が居ないと暮らしていけないんだから!

 

 

 

 

 

 

 

 

虎キチは、泣かんばかりの悲壮な声で言いました。

 

「アイツ、俺のことを散々バカにしてたよ。俺の親だってバカにし切ってたよ、何かというと虎キチ家の悪い血だって、長男をバカにしたよ。

なんだよ、それ。

自分んちのクズどもが俺になにしてくれたよ。

寄生虫どもを生かしておくために、俺は深夜アルバイトまでして喰い物にされたのかよ。

俺の親は金をむしり取られたのかよ……」

 

 

 

 

一ヶ月に20万円は渡していたと想像されました。多いときはもっと渡していたことは確実です。

虎キチ実家から引っ張ってきた数百万もあるのです。

これを20年以上。

モラ美のクズ親父に送金された額は数千万円から下手すると億が見込まれます。

モラ美は虎キチを裏切らなかった、どころかこれは手ひどい裏切り行為だと言えます。

経済的DVと呼んで差し支えありません。

 

 

 

 

 

 

虎キチは、この件でモラ美に対する不信感を一気に強めました。

そんなことを露ほどにも考えないモラ美は、依然として女(私のこと)さえ居なくなれば虎キチは返ってくると信じ続け、呑気にも相変わらず、アンタの女に狙われている!と被害者ぶって虎キチに訴え続けているのでした。