虎キチ、出来事を話す | 泥棒猫の言い分

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ここから記す内容は、虎キチから聞いた話をまとめたものです。

私が直接、見聞きしたことではありませんが、虎キチの了承を得て書くことにしました。虎キチ本人の監修が入っております。

ここ以降に登場するであろう虎キチサイドのお話も、同じ要領で記して行くことになります。

 

 

 

 

 

 

2017年8月29日。

虎キチ家族は、お昼ご飯を食べにラーメン屋に入りました。

 

 

虎キチはラーメン大盛り、虎キチ妻、以下モラ美がラーメン、子どもがラーメンと唐揚げを食べることになりました。

唐揚げを食べたいと言った子どもに、ラーメンも食えとモラ美が言いました。虎キチは反対しました。

なぜって、よく食べる子とは言え、子どもは小学一年生です。とても全部は食べられないだろうと虎キチは思ったのです。しかも、その店は二郎系の大盛り店です。唐揚げの大きさが子どものゲンコツくらいのものが3つ4つ皿に乗って出てくるのです。

 

 

「唐揚げだけで良くね?」

 

「いや、この子はラーメンも食べられる、すぐお腹が減るんだから」

 

「無理だよ、喰えねーって!」

 

「大丈夫、この子はよく食べる子だから、絶対に食べられる!」

 

何回かそのやり取りを交わして、虎キチは自分の意見を取り下げました。モラ美が主張し始めたら、意見を引っ込めないことはわかっています。

虎キチは、子どもが途中でまたお腹を空かせたら、その時その時でコンビニにでも寄って何か買ってやればいいじゃないか、と思ったのですが、どうせ彼女が却下するだろうと思ってあきらめました。

 

これは話を聞いた私の意見ですが、こういう自己愛性パーソナリティ障害の人は自分の中にルールを作る人が多く、それを逸脱することが嫌いです。

多分彼女も、何時までに帰って、何時までには家事を済ませて、何時から楽しみにしてたあのテレビ番組観て……。という予定を立てていたことでしょう。なので、途中何度も車を止めてコンビニに寄るということがそもそもイレギュラーなのです。(彼女はテレビ中毒ということです)

 

自分の都合が最優先なので、そのためには、小学一年生の子どもに、とんでもない量をまとめ喰いさせる、などの異常なことを平気で考えるのでしょう。

 

 

 

 

果たして、

案の定、子どもはあっという間に、苦しそうになってきました。

 

虎キチは、俺大盛り頼むんだから手伝わないよ!と、あらかじめ言っていましたが、それでもいくらか食べてあげました。(モラ美は食べてあげませんでした)

次の予定の時間が押してきましたので、そろそろ出なきゃだよ!と、虎キチが言いました。

 

「早く喰えよ!」

 

だんだんイライラしてきたらしく、モラ美が子どもに対してキレ始めました。

子どもは涙目で、一生懸命口に食べ物を押し込んでいます。

 

もういいじゃないか、残して出ようよ」

 

虎キチがそう言っても、モラ美はどうしても子どもに頼んだものを完食させたいようでした。

 

「喰えよオラ!早く喰っちまえよ!」

 

子どもは頑張って食べ物をほおばっていますが、限界なのは明らかです。

 

「もうやめろよ!」

 

「飲み込め!飲み込めよ!さっさと飲み込め!」

 

 

 

 

 

 

 

ついに……。

 

ここでお食事中の方には申し訳ない記述ですが。

 

 

 

 

 

子どもは、

 

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してしまいました。