こんにちは
先日、小学校からなんだか心がずっしりくるお手紙が配られました
題名は
「中学受験で心を壊さないために」
です。
この記事は、元々新百合ヶ丘総合病院発達神経学センター長小児科医の高橋先生が書との対談で書かれたものだそう。
「あなたのため」という親心
↓こんな文章でした。
「あなたのため」という親心
中学受験絡みで不調を訴え診察に訪れるのは
多くが小学5、6年生だ。
親から返ってくる答えは
【(受験するかどうかは)本人に任せています】
【「ここまでやってきたのだから受けたい」と本人が言うのです】
【 嫌なら受けなくていいのよ」と伝えています】
が多く、虐待をうかがわせる兆候もない。
せいぜい「勉強しなさい」「今頑張らないと後悔するわよ」と、わが子を思い、発破をかける「普通の親」だそうです。
だが、不登校や暴力、摂食障害など、既に深刻な症状に苦しむ子どもも多い。
親は子どもに幼いときからそう言い聞かせて、
思いをすり込んでいくが、子どもを「洗脳」していることに気付いていない。
親から褒められればうれしいのが子だ。
たとえ親の言いなりにせよ、勉強して成果を上げれば褒められるため、子どもは「続けたい」と口にする。だが、無理を続ければ、張りつめた糸が切れるように限界が訪れる。
「子どものため」という親心が子どもを追い詰めていく。
問題は「あなたには後悔してほしくない」という言い回しである。相手のことをおもんぱかっているようにも聞こえるが、子どもは「従わないと、きっと後悔する」という脅しと受け止める。
あなたのそれ、NGワードです
【いま頑張らないと後悔するよ】
【後悔させないために言ってるだけなの】
どうだろう。
こうしたフレーズに身に覚えはないだろうか。
「上司やパートナーから『後悔するぞ!』と言われたらどう感じますか?非常に不愉快です。漠然とした恐怖感も芽生えますよね」
「後悔するぞ」と子どもに迫る親に対して、
高橋さんは「後悔することがそんなに悪いことですか?」と問いかける。
私のカウンセリングルームにも、同様の案件でご相談に見える方が多いです。
3/13に放送されたNHKクローズアップ現代でも「“教育虐待”.その教育は誰のため?」が取り上げられていました。お子様を思う気持ちの在り方を、もう一度見直されてはいかがでしょうか。
こんな文章でした
受験をさせようとしていた自分には
胸が痛くなったこの手紙
受験したい!!!!
頭がよくなりたい!!!!
塾に通いたい!!!!
そうやって息子が言っていたのは
少なくとも「親に褒められたい」
という気持ちがあったからだと思う。
私は何も気が付かず
本人が決めたことだから!!!!と思っていたけど、実際にチック症になったり
ストレスを抱えていたのは事実。
過去に戻れるなら、何も洗脳せずに
ありのままを受け入れてあげる言葉がけをすると思う。
だって、お腹の中にいたころは
ただ元気に生まれてきてくれたら
それだけで良い
と思ってた。
今は、どんな息子でも受け入れてあげる準備はできている。
今が本当に幸せ