映画 ジェイソン・ボーン | 沈みかけ泥舟のメモ

沈みかけ泥舟のメモ

訪問していただき、ありがとうございます。

内容が定まらない更新少なめ不定期なメモ。

今はネタバレなしの映画感想ブログ化してます。

ボーン・アイデンティティ、ボーン・スプレマシー、ボーン・アルティメイタム、ボーン・レガシーに続く第五弾ジェイソン・ボーンを鑑賞しました。

 

四作目のボーン・レガシーはタイミングがなくて見逃してしまいましたので、ジェイソン・ボーンの活躍を見たのは四回目です。

とはいえ、ボーン・レガシーはジェイソン・ボーンの周辺を描いた物語で本人は出ていないので、ボーンが出ている作品は全部見た事になるわけですが。

 

今回のジェイソン・ボーンもボーン・アイデンティティと変わらない偉大なるマンネリというか黄金パターンの作品でした。

 

失われた記憶がある事が解る→CIAに追われる→証拠や証言者を巡る戦い→真相がわかる→CIAの裏をかいて姿を消す→警告音のような音から始まるテーマ曲へ

 

水戸黄門のような時代劇を見るような感覚でしょうか。

 

ボーン・アイデンティティの頃に比べてマットデイモンも年を重ねているのでアクションは少なくなってますが

過大すぎる期待をして見に行かなければ「安心安定のボーンシリーズ」として楽しめると思います。

 

脚本はともかく、役者陣の演技が素晴らしいのでそれを見るだけでも価値はあるかもしれません。

また、CGなしのカーチェイスシーンは迫力がありました。

CGのクオリティがもの凄く上がったためにCGなしであることが売りになるというのは変な話ですが。

 

ただ、シリーズ作品としてはそろそろ限界かなと思います。

アイデンティティがない事がアイデンティティというジェイソンボーンを主人公に長続きさせるのはやはり難しそうです。

 

記憶の秘密ネタではなく、ボーンのもう一つのアイデンティティである「過去への贖罪意識」を使って

これまで暗殺してきた標的の家族や知人がCIAに狙われてその窮地を救うというような感じなら続けられるかもしれません。

今回の話によればジェイソンボーンが殺した相手は32人もいるそうですし。