あと一ヶ月で百田さん原作の「永遠の0」が公開されます。
大ヒット小説の映画化で主演がV6の岡田さんですから
映画のヒットも疑いありませんし、
映画公開に合わせて文庫版「永遠の0」の売り上げもさらにのびそうです。
永遠の0 [ 百田尚樹 ]
¥920
楽天
神風特攻隊について書かれた本は山のようにありますが
「永遠の0」をより深く楽しむためには
生きて帰ってくることになった神風特攻隊隊員たちの
「生の声」が書かれている一冊
「不時着」を読むことをおすすめします。
この本はノンフィクションとして受賞歴もある名著です。
この本には特攻隊員の話はもちろん、
隊員の家族や親族の身に起きた出来事など
興味深い内容が豊富に、しかも読みやすく書かれています。
山のような神風特攻隊の本に手をつけるよりは
この一冊を読む方が様々な情報を知ることが出来ます。
不時着―特攻 「死」からの生還者たち (文春文庫)/文藝春秋
¥790
Amazon.co.jp
特攻隊についての基礎知識ですが
意外と知らない人が多いのが「神風特攻隊」の読み方は
「かみかぜとっこうたい」ではなくて
「しんぷうとっこうたい」であるということや、
実際に自爆攻撃に成功した機体と比べて
非常に多くの不時着機があったという事実、
神風特攻隊員には朝鮮人や中国人もいたことなどです。
「永遠の0」を読む前か読んだ後、
映画「永遠の0」を観る前か観た後、
是非とも「不時着」を読んでいただいて
さらにゼロ戦や神風特攻隊の知識を深めていただきたいです。
日本の戦争史を知るためには必ず学ぶべき内容ですから。
泥舟、美化された話も「事実」も描かれた神風特攻隊を学ぶ良い本。