アンチウィルスの契約と携帯電話契約 | 沈みかけ泥舟のメモ

沈みかけ泥舟のメモ

訪問していただき、ありがとうございます。

内容が定まらない更新少なめ不定期なメモ。

今はネタバレなしの映画感想ブログ化してます。

すべてのアンチウィルスソフトが同じではないと思いますが
私が使っているパソコンのアンチウィルスは一年契約にしていて、
毎年契約日が近づくと一ヶ月か二ヶ月前に
「契約満了日が近づいてます」と教えてくれます。

契約期間は3年コースや5年コースなど
長いものもありますけれど契約期間切れ数ヶ月前に知らせるシステムは共通です。

そして、更新せずに放置すれば勝手に契約解除されます。

更新しなければ契約が切れるのは当たり前で
その前に知らせてくれるのは良いサービスです。

アンチウィルスのようなソフトで可能なんですから
携帯電話やスマートフォンでも可能なはずです。
なのに「二年契約で自動更新されます」という
選択肢のない押し付けがましい契約しかないのは何なんでしょうか。

アンチウィルスのソフトと違って
携帯電話やスマートフォンのキャリアは
ユーザーの電話番号もアドレスも住所も把握していて
迷惑メールとしてブロックも出来ない
お知らせメールを送りつける手段を持っています。

一年や二年の契約で、切れる前にメールで連絡し
期間を過ぎたら契約解除という方法を用意してもいいはずです。
再延長は送ったメールのURLから専用ページに飛んで
ボタンをクリックしたら完了、
なんていうことも可能でしょう。

放置しておけば勝手に辞められ
使わない携帯電話の契約を続けずに済むというのは
ユーザーにとってありがたい方法だと思います。

二年ごとに契約が自動更新されて、
自動更新されて一ヶ月以内に解約を申し出ないと
違約金が発生するなんていう契約は
一度捕まえたカモからお金を吸い上げられるだけ吸い上げるという
携帯電話会社にとってだけ都合が良いシステムです。

他の方法だって可能なのに選択肢を与えず
それに疑問を持たずに従うユーザー。

この気持ちの悪い関係はなんなんでしょうか。

このおかしな契約に戦いを挑んだ集団もありましたが
民事裁判は「裁判員制度」ではないので
いつもの「どちらとも取れる内容は企業有利に」
という日本の裁判らしく原告敗訴となりました。
きっと裁判員裁判だったら国民はみな不満に思ってますから
「二年縛りの自動更新は違法」という判決が出て
各会社は契約を改めただろうと思いますが。
残念です。

泥舟、自民党のブラック企業特区法とか企業有利な法律が多すぎる。